ABMについては、国内では徐々に注目がされてきている一方で、なかなか具体的にどれだけの売上インパクトを及ぼすのか?といった「成果」については語られてきていませんでした。
その背景として、これまでリード獲得からどれだけの売上がつながったのかといった、マーケティングと営業の指標を一気通貫でモニタリング、計測できる仕組みが整備されていなかったことが一つの大きな要因と考えられます。
この度、TRENDEMONでは新たにSalesforce社とのAPI連携によりSalesforce上のStageごとのOpportunityの値とデータ連携することが可能になりました。これにより、これまで可視化されることがなかったリード獲得施策ごとの売上金額の可視化、オウンドメディア上のコンテンツの売上貢献金額の可視化などが可能になりました。
上のデータは通常のリード獲得施策から生まれた受注金額とABM施策で獲得したリードから生まれた受注金額の差です。一般的に、ABMによるリード獲得施策では、ターゲティング企業に狙いを絞って行うため、件数(量)としてのインパクトは小さくなりますが、最終的な売上ベースで評価した場合には、通常のリード獲得施策よりも、約5倍ほどの売上インパクトを持つことがクライアント検証の結果、明らかになりました。
このようにリード獲得施策ごとの最終的な成果の評価方法を受注金額と紐づけて評価することで、売上を最大化させるマーケティング施策の精度を上げていく取り組みが可能となります。