現在、国内でもエンタープライズ開拓の文脈でABMに取り組む企業が増加している一方で、従来型のコールドコールによるアウトバウンドの人海戦術やスパムのようなフォームアプローチだけでは成果を上げることに限界を感じている企業も増えています。
BtoBの世界では一般的に購買に至るまでに平均で10人以上のBuying Group(購買関係者)を巻き込んだアプローチが必要となります。特にエンタープライズ企業をターゲットにしている場合にはその購買に関わる関係者すべてのエンゲージメント状況をいかに正確に把握することができているかで受注成果を左右することになります。
そこで、TRENDEMONでは国内初となるAIによるBuying groupデータを活用した購買確度の高い企業をセグメント化する機能『Auto-Build Segment』をこの度新機能としてリリース致しました。
これにより、企業担当者がターゲットとしている企業のICP情報やエンゲージメント条件(企業規模や業界などの企業属性、1社あたりの購買関係者の人数などのエンゲージメント条件)を一文にプロンプト入力するだけで、自動的に購買意思(インテント)の強い企業リストを生成することが可能となります。
上図では従業員規模、業界でICPを指定し、さらに1社あたりのBuying Group人数などのエンゲージメント条件をプロンプト入力することで一定の水準でBuying Group(購買関係者)を巻き込んだ購買意思の強い企業リストを自動セグメント化しています。
本自動リスト生成機能を用いることで、最も強力なインテント情報となる1stParty(自社サイト内)データをもとにしたターゲット企業リストをモニタリングすることが可能となります。
一定のBuying Group(購買関係者)を巻き込んだターゲット企業のサイト来訪者の中にはまだリード獲得できていない担当者も多数います。そこで、リード獲得できていない担当者にはパーソナライゼーション機能によってサイト上でパーソナライズオファーを行うことでリード獲得を図っていきます。
また、商談を創出していくフェーズにおいても従来であればターゲットとなる購買担当者のエンゲージメント状況を考慮しない、コールドコールやメール、フォームアプローチなどによって確率的にも極めて非効率な営業アプローチが主流となっていました。しかし、本リストを用いることで今最も優先してアプローチすべき企業が明らかにすることが可能となります。
さらに、今回のBuying Groupデータを活用することで購買関係者をすでに一定数獲得しているターゲット企業に対しては下図のような商談オファーをパーソナライズさせた形でサイト上でもレコメンドすることが可能となり、ベストタイミングで商談を獲得することが可能となります。
現在、BtoBの購買プロセスの70%以上が匿名状態で行われています。リード獲得する前の段階で多くの購買担当者は情報を取得しようとしています。また、仮にリード獲得ができたとしても、BtoBは個のリードだけでは購買に到達させることはできません。その獲得したリードの周辺に存在するBuying Groupのエンゲージメント状況を匿名段階で把握していくテクノロジーが求められます。
TRENDEMONはすでに国内の複数大手企業様による検証を経て、従来ツールと比較してもサイト来訪における最も高い企業識別率を有しています。また、ご導入企業の99%が継続利用していることからもABMソリューションの中で最も高い満足度を獲得しています。「アノニマスの可視化」は今まさにBtoB企業が最も戦略的に取り組むべきアプローチの一つといえます。弊社製品がこれまで以上に皆様の業務にお役に立てることを心より期待致しております。