【ABM最新事例】BtoBマーケティングの施策改善から売上貢献度の可視化へ 

株式会社エスプールブルードットグリーン

執行役員 セールス統括 榎本 貴仁 様

営業本部 マーケティング課 マネージャー 田中 将平 様

営業本部 マーケティング課  田島 圭 様

TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回はカーボンニュートラルを目指す企業のパートナーとして、環境経営への取り組みをトータルでサポートする株式会社エスプールブルードットグリーン様にBtoBマーケティング・営業の取り組みについてお話をお伺い致しました。


<株式会社エスプールブルードットグリーン様の事業内容>

温室効果ガス排出量の算定や TCFD・TNFD 等のサステナビリティ関連情報開示、CDP質問書への回答支援、カーボン・クレジットの創出および活用など、幅広い支援を提供。


(TRENDEMON ):それでは、自己紹介を簡単にお願いします。

(榎本様):私自身は執行役員として営業からコンサルティング、人事総務まで幅広く管轄していますが、メイン業務としては現在マーケティング・インサイドセールス領域をみています。

(田中様):私はマーケティング課の中でマーケティングチームとインサイドセールスチームの両方を担当しています。

(田島様):同じく私もマーケティング課の中でWebサイト周りの施策立案、ウェビナーの企画運営を担当しています。

導入前に抱えていたマーケティング施策の課題


(TRENDEMON):TRENDEMONをご導入前のご状況について、まずはお伺いしてもよろしいでしょうか?

(榎本様):以前から、弊社の案件の多くがテレアポや、お客様からのご紹介などが多くを占めておりました。一方でマーケティング施策としてリスティング広告など様々なインバウンド施策を実践し、SEO対策なども行いながら一定の流入は増やすことができたのですが、CVまでつなげることができずにいました。そのため、こうした課題を解決するための何か良いソリューションがないかと探していた時に、TRENDEMONの存在を知りました。

「匿名来訪」の可視化と「マーケ売上貢献」の見える化へ


(TRENDEMON):TRENDEMONの導入を決めた理由はどのようなものでしょうか?

(榎本様)導入を決めた理由のひとつとして、まず現状のマーケティング施策をより強化できる機能があることが大前提としてありました。TRENDEMONではこれまで可視化できなかった匿名状態での来訪企業を識別しながら、ターゲット企業に対して適切なコンテンツをオファーすることで有効リードの創出が期待できました。また、少し別の角度になるのですが、マーケティングチームのメンバーの「頑張り」を可視化したいという思いが長年自分の中にありました。ウェビナーなどは分かりやすく参加者の人数などで貢献度は目に見えた形で評価できていたのですが、それ以外のマーケ施策については実際にどのように売上に繋がったのか、マーケティングのメンバーが日に日に増えていく中で明確に分かりやすい形で社内関係者に伝えることができずにいました。そして、ご提案を受ける中でTRENDEMONのダッシュボードではSalesforceと連携させることで実際にマーケ施策によってどれだけの「売上金額」として明確に貢献できたのか、シンプルに可視化することができると分かり、まさに弊社が課題として抱えていた問題を解決できるソリューションであると確信し、導入を最終的に決定しました。

Salesforce連携によってマーケティング施策の売上貢献を可視化(※サンプルイメージ)
Salesforce連携によってコンテンツごとの売上貢献を可視化(※サンプルイメージ)

リード獲得前からマーケ施策の改善が可能に


(TRENDEMON):実際にご導入されてから、現在までのお取り組み内容について少しお伺いしても宜しいでしょうか?

(田島様):まずはTRENDEMONによって可視化されたアノニマスの来訪データを現状把握するところからスタートしています。これについては、想定した以上の来訪が可視化されており、当初自分が思っていた以上の解像度で分析することができていると思っています。リード獲得前の来訪のタイミングからマーケティングのPDCAを回すことができるのは、今後において競合他社に差をつける大きなアドバンテージとなってくると思っています。

ダッシュボード画面(※サンプルイメージ)

導入後、1ヶ月でリード件数が10倍に増加


(TRENDEMON):来訪属性の可視化以外に、施策面では具体的にどのような活用をされていますでしょうか?

(田中様):サイト上での回遊性を上げる施策やCV導線を強化するパーソナライズオファー施策も取り組み始めたばかりではありますが、すでに導入後1ヶ月でリード件数が10倍近く増加しており、すでに商談件数にも大きく貢献してきています。ターゲット属性や競合などを除外した形で回遊コンテンツやCVコンテンツをレコメンドすることが簡単にできるので実際の効果面だけではなく、操作性においても非常に気に入っています。

CVパーソナライズオファー施策(※サンプルイメージ)
MAフォーム一体型のパーソナライズオファー施策(※サンプルイメージ)
事例記事のパーソナライズ回遊施策(※サンプルイメージ)

国内の専任担当者からのスピーディーなサポート対応と活用支援が受けられる


(TRENDEMON):ご利用頂く中でTRENDEMONのサポート体制についてはいかがでしょうか?

(田島様):まだ、導入間もないため機能面や設定方法、使い方に際しての質問などが多く出てくるのですが、いつも迅速に日本法人のご担当者様からサポートやご提案を頂いており、安心してプロダクトを使うことができています。

(田中様):最も印象的だったのが、Salesforceとの連携に際してテクニカルな問題が発生したときに、少し困っていたのですが、迅速にTRENDEMONの現地エンジニアの方から画面越しにZoomを通して直接サポート頂き、スムーズにデータ連携を行うことができました。外資のソリューションとは思えないほどのスピード感でご支援頂くことができていると思っています。

来訪属性ごとにABテストが可能に


(TRENDEMON):最後に、今後に向けて取り組んでいきたいことなど皆様の展望についてお伺いしても宜しいでしょうか?

(田島様)TRENDEMONは使える機能が多くあるので、今後は一つずつチャレンジしていきたいと思っています。直近ではABテスト機能『RACE』をページ改善のために新たに活用していく予定です。

ABテスト『RACE』の設定画面(※サンプルイメージ)

(TRENDEMON):『RACE』は一般的なABテストとは違い、BtoB向けに特化して開発されたABテスト機能となっており、来訪者属性ごとに直感的な操作でページ要素編集・ブロック単位でのABテストが可能となっています。これまで実現できなかったABテストが実施できるようになるので、是非ともご活用下さいませ。

プレスリリース記事を活用したターゲット企業への新たなアプローチ方法


(田中様):その他にも新たな試みとして今後実施していきたいマーケティング施策の一つとして、これまで有効活用できていなかったプレスリリースのコンテンツをうまく使っていきたいと思っています。TRENDEMONの拡張メニューとしてこれまでリーチできなかったターゲット企業に対してプレスリリースの記事をネイティブ広告枠を通してアプローチできるので、リーチ検証からCV獲得までTRENDEMONで一気通貫でやってみたいと思います。

ターゲット企業への外部リーチから来訪企業のモニタリング検証、リード〜商談獲得までを
一気通貫で支援可能に

(田中様):現状、TRENDEMONはマーケティングチームのみでの活用となっていますが、さらに今後はインサイドセールスチームを巻き込みながら商談創出の確度をあげていく活用も同時並行で進めていきたいと考えています。

(TRENDEMON):ありがとうございます。引き続き皆様からのフィードバックをもとにマーケティングのみならず、営業のご担当者様にもご満足頂ける機能についても開発を進めながら、年内には新機能のリリースをさらに予定致しておりますので是非ともご期待頂けましたら幸いです。