https://www.tenable.com/ Tenable®, Inc. (テーナブル) ウェブ戦略ディレクター Limor Danai (リモール・ダナイ) 様 <Tenable社の事業内容> Tenable®は、エクスポージャー管理を提供する企業です。世界中で約43,000の組織が、サイバーリスクの把握と軽減のためにTenableを活用しています。Tenableの顧客には、Fortune 500企業の約60%、Global 2000企業の約40%、そして大規模な政府機関が含まれます。 Tenable社が抱えていた課題 Tenable のウェブサイトには、毎月 100 万人を超える訪問者が訪れます。 ダナイ氏は、Tenable のウェブサイトを訪れるさまざまなバイヤー担当者とすべてつながる方法を当時模索していました。コンバージョン率を単なる画面上の数字や達成すべき目標として捉えるのではなく、それ以上の視点で捉えたいと考えていました。 「マーケティングチームがこれらのターゲットの購買グループの各ペルソナに対してパーソナライズアプローチを行い、より迅速に、そしてより大量にリードからセールスへとつなげる必要があることを知っていました。しかし、 Tenableは多種多様な製品を提供しており、それぞれに個別の販売プロセスがあります。さらに困難なことに、訪問者一人ひとりはそれぞれ異なる要望やニーズを持っており、それに応じて対応する必要があります。」(ダナイ氏) この点を念頭に、ダナイ氏は、業界をリードする Tenable の製品をより効果的に紹介し、コンバージョン率を向上させるための創造的で効果的な方法を見つけることに尽力しました。 そこで、出会ったのがTRENDEMONでした。 ダナイ氏は、サイバーセキュリティの課題に対する適切なソリューションを求める潜在顧客にとって、これらのパーソナライズアプローチが最も重要な成功へのカギであることを理解していました。TenableはすでにMAツールを効果的に活用していましたが、ダナイ氏は、理想的な顧客プロファイル(ICP)のセグメント化において、匿名ファネル上のサイト内行動データをもとに効率化することができれば同社にとってさらなるメリットが得られると考えていました。 TRENDEMONに決めた理由 ダナイ氏がTRENDEMONを気に入ったポイントとして、まずワンタグを設置するだけで、複数ドメインでも簡単にセットアップできる点にあります。また、分析データから課題を発見し戦略を検討し施策を実行し最適化するまで、圧倒的なスピートでPDCAを回すことができる点を評価しています。 パーソナライズ活用事例 TRENDEMONでは下図のように企業属性データ、地理データ、Web サイトのエンゲージメントデータなど、さまざまなターゲティング オプションに基づいて、特定のターゲットグループを自動生成することが可能となっています。 「Tenableでは世界各地でサービスを提供しているため国別に施策を実装管理する必要がありますが、TRENDEMONでは簡単に国ごとに細やかなパーソナライズ設定が可能となっているため、施策回数と質ともに圧倒的に改善することができるようになっています。」(ダナイ氏) ターゲティング設定画面サンプル SQLにおけるCVRが8倍改善することに成功 導入してから1年後、Tenable社によるパーソナライズの取り組みは目覚ましい結果となっています。TRENDEMONのパーソナライゼーション機能を活用することで、Tenableは以下の成果を達成しました。 •MQL コンバージョン率が 7 倍向上 • SQL の影響によるコンバージョン率が 8 倍向上。 「TRENDEMONは、パーソナライゼーションの取り組みにおいて素晴らしいパートナーです。私たちのニーズを真摯に聞き入れ、導入が容易かつ、劇的に成果につながるソリューションを提供してくれました。」(ダナイ氏) セキュリティ業界のTOP企業がグローバルで導入 オンライン上での購買体験が主戦場となっているセキュリティ業界ではいかにサイト上で高いレベルでのパーソナライズ体験を構築できるかが今後の大きな勝敗の分かれ目となってくることが予想されます。
https://www.lancers.jp/ ランサーズ株式会社 オンラインマッチング事業部 部長 冨樫 謙太郎 様 TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回はユーザー登録数300万超のプラットフォーム事業を通じて、企業のDX推進を支援し、日本の産業変革を支援するランサーズ株式会社様にBtoBマーケティングの取り組みについてお話をお伺い致しました。 <ランサーズ株式会社様の事業内容> 2008年の創業以来、ユーザー登録数300万以上のプラットフォーム事業を通じて個人の働き方と企業のDX推進を⽀援。「個のエンパワーメント」をミッションに掲げ、AX支援・スキル開発・戦略実装など統合的な価値を提供。 (TRENDEMON):それでは、自己紹介を簡単にお願いします。 (冨樫様):オンラインマッチング事業部の部長として事業全般を管掌しています。私自身ランサーズへ入社したのは2013年になり、一度途中で退社し、出戻り社員として2022年に再入社する形で現在に至ります。 導入前に抱えていた課題 (TRENDEMON):ランサーズといえば今では企業担当者の誰もが一度は聞いたことがある、または利用したことがある日本を代表する「仕事を受発注できるプラットフォーム事業サービス」だと思います。長きにわたって在籍されていた冨樫様からみてTRENDEMONを導入する前はどのような状況だったのでしょうか? (冨樫様):当社サービスのユーザー登録数はお陰様で300万件を超え、これまでMAツールを活用しながら、ユーザー登録後のオンボーディングや利用促進を積極的に行ってまいりました。それらの施策はある程度成功し、アクティブ率を高めることができたのですが、今後さらなる売上成長の伸びしろを考えたときに、既存ユーザー様だけではなく、「未登録の企業担当者」向けのアプローチ戦略を考える必要が出てきました。 (TRENDEMON):そのタイミングで弊社へお問い合わせ頂いたということでしょうか? (冨樫様):はい。チームメンバーと共に様々なツールを比較しながら、新規ユーザーの獲得に対して最適なツールを探していたところ、匿名ファネルに強みを持つTRENDEMONのコンテンツ記事に出会い、その存在を知りお問い合わせをしました。 TRENDEMON導入の決め手 (TRENDEMON):様々なツールを比較された中で最終的にTRENDEMONをご選択頂いた決め手は何だったのでしょうか? (冨樫様):チーム内で比較していた製品としては、アノニマスの可視化ができるツールや、サイト上で登録導線を強化するための接客ツールなどと比べていたのですが、TRENDEMONはそのどちらも対応していました。決め手となったのは、匿名来訪者を最も解像度高く可視化、モニタリングしながら、サイト上でのジャーニー導線の強化まで一気通貫で行える部分が他社にはなく、最終的にトライアル検証を経て、導入効果をすぐに実感することができ、本導入を決めました。 導入後、明らかになったジャーニー上の課題 (TRENDEMON):ご導入後、比較的早いタイミングから有用性を実感されたということですが、具体的に取り組まれたことをお聞かせください。 (冨樫様):まず、TRENDEMONを導入して最初に明らかになったのは、未登録の来訪者の初回サイト来訪の際に早いタイミングでの離脱が想像以上に高いことが分かりました。そこで、さらにコンテンツ分析を進めていくなかで、未登録の新規来訪者に対してどのようなコンテンツが不足しているのか、逆にどのようなコンテンツをどこに、いつ配置すればいいのかを解像度高く明らかにすることができました。 ※TRENDEMON上のコンテンツ分析画面サンプル パーソナライゼーションで新規法人登録数を拡大することに成功 (TRENDEMON):未登録の方のジャーニーをまずは可視化し、そしてコンテンツ分析を合わせて行い、現状の課題をピンポイントで把握することができたということですが、その後その課題に対してTRENDEMONのどのような機能を活用されて改善を図っているのでしょうか? (冨樫様):まず未登録の迷っている来訪者に対しては、会員・お問い合わせ導線を明確に打ち出すことで新規の法人登録数を底上げすることができました。具体的にやったこととしては、サイト上で来訪者が離脱挙動をとった場合など、未登録者に対してサイト内行動データをもとに、動画や映像制作を発注したいなど企業担当者の興味のある属性ごとに、様々な切り口でパーソナライズレコメンドを実施しています。 ※未登録者向けのパーソナライズオファー例 高速で仮説検証のPDCAを回すことが可能に (TRENDEMON):一通り施策を回された中で現状の評価としてTRENDEMONを導入して特に良かった部分を挙げるとすると何になりますでしょうか? (冨樫様):TRENDEMONを導入したことによって最も良かったポイントは、これまで可視化できなかった匿名状態でのジャーニー上の動きを明らかにすることができ、仮説検証を圧倒的に精度高く、高速に回すことができるようになった点です。サイト上で施策を実行するフェーズにおいても、複雑かつ細かな設定になりやすいパーソナライズ施策でも簡単に実装ができる点も気に入っています。 導入当初の懸念は? (TRENDEMON):海外製のグローバルプロダクトということで計測データ周りや言語などのサポート面でのご不安を持たれる企業さまもいらっしゃるのですが、その点はいかがでしょうか? (冨樫様):オンボーディングの時ですがワンタグを設置するだけで、あとは初期設定はすべてTRENDEMON側で行って頂き、スムーズに導入することができました。当初はこれまで取り組んだことがない領域のため、正直使いこなせるのか不安でした。しかし、利用していく中で計測データ周りに関しては導入前よりも格段に解像度が上がっていることを実感することができ、海外ツールなので英語表記など⼀部あったりしますが、この点も丁寧にアドバイスくださるので助かっています。施策実行時に設定面でわからない部分やどのように活用していけば良いのか日本人の専任担当者が迅速にサポート、アドバイスしてくれるので安心して利用できています。 (TRENDEMON):一方で改善して欲しい部分などございましたら合わせてご共有頂けますでしょうか? (冨樫様):現在APIで外部ツールと連携しているのですが、TRENDEMON側から様々なアノニマスのデータを外部ツールに送り込める拡張性があるとより幅広い活用方法ができると思っています。 顧客資産価値の最大化へ (TRENDEMON):貴重なフィードバックをありがとうございます。現在HubSpotでは双方向のデータ連携が可能になっているのですが、それ以外のツールでも引き続き開発を検討しておりますので、今後ご期待頂けましたら幸いでございます。最後に今後の皆様の展望についてお聞かせ頂けましたら幸いでございます。 (冨樫様):現在、TRENDEMONを活用している事業領域が発注者サイドの企業担当者向けの法人ページエリア上で分析や施策を主に進めているのですが、当初の想定以上に活用の幅が展開できそうでして、今後は受注サイドのフリーランスや副業をしている個人の方向けにもTRENDEMONの活用の可能性を探ってみたいと思っています。ランサーズとしては、発注側の企業担当者と受注側の個人の方、双方にとってベストな体験を提供し、顧客資産価値の最大化を図っていきたいです。そのためにもTRENDEMONは今後中心的な役割を持つツールとして活用していきたいと思っています。 (TRENDEMON):ありがとうございます。働き方が今後より一層多様化し、人口減少による労働力不足が懸念される日本国内において、ランサーズ様の掲げる企業ミッション「個のエンパワーメント」は今後より重要になってくる要素であると思っています。 TRENDEMONとして今後も引き続き、ランサーズ様の事業成長に貢献できるようプロダクト機能サービスの強化を図ってまいります。具体的にはAIによる自動分析機能、パーソナライズ施策のオート設定から、パーソナライズレコメンドで使用するクリエイティブ素材の生成機能などを予定しておりますので、是非ともご期待頂けましたら幸いでございます。
https://monday.com/ この度、NASDAQ上場企業として、世界的な経済誌「Forbes Cloud100」に選出され、2024年にはARR10億ドル(約1500億円)に到達したmonday.com社のグローバルサイトにおけるABMツールとしてTRENDEMONの本格導入が開始されました。 グローバルサイトに国内で唯一対応できるABMツール 世界中で22万社以上の企業で導入されているmonday.comでは様々な国ごとのサイトページを運用し、多くのコンテンツが格納されています。TRENDEMONではダッシュボード上で言語エリア単位でも容易にページ管理が可能となり、計測そして記事ごとの分析からパーソナライゼーション施策まで一気通貫で行うことが可能となります。 ダッシュボードSampleイメージ 高度なパーソナライズ施策が格段に簡単に TRENDEMONでは高度かつ多彩なパーソナライゼーション機能(コンテンツ回遊レコメンド、サーベイ、ABテスト、リード獲得)を提供しています。 ターゲティングも自由自在に オファーしたいレコメンド対象者も来訪属性(国、企業名、業界、企業サイズ)に合わせて誰でも簡単にノーコードで自由自在にターゲティングが可能となります。そのため、monday.com社をはじめ、多くのグローバルビジネスを展開する法人企業サイトでTRENDEMONのパーソナライゼーション機能は特に活用が急速に拡大しています。
株式会社エスプールブルードットグリーン 執行役員 セールス統括 榎本 貴仁 様 営業本部 マーケティング課 マネージャー 田中 将平 様 営業本部 マーケティング課 田島 圭 様 https://www.bluedotgreen.co.jp/ TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回はカーボンニュートラルを目指す企業のパートナーとして、環境経営への取り組みをトータルでサポートする株式会社エスプールブルードットグリーン様にBtoBマーケティング・営業の取り組みについてお話をお伺い致しました。 <株式会社エスプールブルードットグリーン様の事業内容> 温室効果ガス排出量の算定や TCFD・TNFD 等のサステナビリティ関連情報開示、CDP質問書への回答支援、カーボン・クレジットの創出および活用など、幅広い支援を提供。 (TRENDEMON ):それでは、自己紹介を簡単にお願いします。 (榎本様):私自身は執行役員として営業からコンサルティング、人事総務まで幅広く管轄していますが、メイン業務としては現在マーケティング・インサイドセールス領域をみています。 (田中様):私はマーケティング課の中でマーケティングチームとインサイドセールスチームの両方を担当しています。 (田島様):同じく私もマーケティング課の中でWebサイト周りの施策立案、ウェビナーの企画運営を担当しています。 導入前に抱えていたマーケティング施策の課題 (TRENDEMON):TRENDEMONをご導入前のご状況について、まずはお伺いしてもよろしいでしょうか? (榎本様):以前から、弊社の案件の多くがテレアポや、お客様からのご紹介などが多くを占めておりました。一方でマーケティング施策としてリスティング広告など様々なインバウンド施策を実践し、SEO対策なども行いながら一定の流入は増やすことができたのですが、CVまでつなげることができずにいました。そのため、こうした課題を解決するための何か良いソリューションがないかと探していた時に、TRENDEMONの存在を知りました。 「匿名来訪」の可視化と「マーケ売上貢献」の見える化へ (TRENDEMON):TRENDEMONの導入を決めた理由はどのようなものでしょうか? (榎本様)導入を決めた理由のひとつとして、まず現状のマーケティング施策をより強化できる機能があることが大前提としてありました。TRENDEMONではこれまで可視化できなかった匿名状態での来訪企業を識別しながら、ターゲット企業に対して適切なコンテンツをオファーすることで有効リードの創出が期待できました。また、少し別の角度になるのですが、マーケティングチームのメンバーの「頑張り」を可視化したいという思いが長年自分の中にありました。ウェビナーなどは分かりやすく参加者の人数などで貢献度は目に見えた形で評価できていたのですが、それ以外のマーケ施策については実際にどのように売上に繋がったのか、マーケティングのメンバーが日に日に増えていく中で明確に分かりやすい形で社内関係者に伝えることができずにいました。そして、ご提案を受ける中でTRENDEMONのダッシュボードではSalesforceと連携させることで実際にマーケ施策によってどれだけの「売上金額」として明確に貢献できたのか、シンプルに可視化することができると分かり、まさに弊社が課題として抱えていた問題を解決できるソリューションであると確信し、導入を最終的に決定しました。 Salesforce連携によってマーケティング施策の売上貢献を可視化(※サンプルイメージ) Salesforce連携によってコンテンツごとの売上貢献を可視化(※サンプルイメージ) リード獲得前からマーケ施策の改善が可能に (TRENDEMON):実際にご導入されてから、現在までのお取り組み内容について少しお伺いしても宜しいでしょうか? (田島様):まずはTRENDEMONによって可視化されたアノニマスの来訪データを現状把握するところからスタートしています。これについては、想定した以上の来訪が可視化されており、当初自分が思っていた以上の解像度で分析することができていると思っています。リード獲得前の来訪のタイミングからマーケティングのPDCAを回すことができるのは、今後において競合他社に差をつける大きなアドバンテージとなってくると思っています。 ダッシュボード画面(※サンプルイメージ) 導入後、1ヶ月でリード件数が10倍に増加 (TRENDEMON):来訪属性の可視化以外に、施策面では具体的にどのような活用をされていますでしょうか? (田中様):サイト上での回遊性を上げる施策やCV導線を強化するパーソナライズオファー施策も取り組み始めたばかりではありますが、すでに導入後1ヶ月でリード件数が10倍近く増加しており、すでに商談件数にも大きく貢献してきています。ターゲット属性や競合などを除外した形で回遊コンテンツやCVコンテンツをレコメンドすることが簡単にできるので実際の効果面だけではなく、操作性においても非常に気に入っています。 CVパーソナライズオファー施策(※サンプルイメージ) MAフォーム一体型のパーソナライズオファー施策(※サンプルイメージ) 事例記事のパーソナライズ回遊施策(※サンプルイメージ) 国内の専任担当者からのスピーディーなサポート対応と活用支援が受けられる (TRENDEMON):ご利用頂く中でTRENDEMONのサポート体制についてはいかがでしょうか? (田島様):まだ、導入間もないため機能面や設定方法、使い方に際しての質問などが多く出てくるのですが、いつも迅速に日本法人のご担当者様からサポートやご提案を頂いており、安心してプロダクトを使うことができています。 (田中様):最も印象的だったのが、Salesforceとの連携に際してテクニカルな問題が発生したときに、少し困っていたのですが、迅速にTRENDEMONの現地エンジニアの方から画面越しにZoomを通して直接サポート頂き、スムーズにデータ連携を行うことができました。外資のソリューションとは思えないほどのスピード感でご支援頂くことができていると思っています。 来訪属性ごとにABテストが可能に (TRENDEMON):最後に、今後に向けて取り組んでいきたいことなど皆様の展望についてお伺いしても宜しいでしょうか? (田島様)TRENDEMONは使える機能が多くあるので、今後は一つずつチャレンジしていきたいと思っています。直近ではABテスト機能『RACE』をページ改善のために新たに活用していく予定です。 ABテスト『RACE』の設定画面(※サンプルイメージ) (TRENDEMON):『RACE』は一般的なABテストとは違い、BtoB向けに特化して開発されたABテスト機能となっており、来訪者属性ごとに直感的な操作でページ要素編集・ブロック単位でのABテストが可能となっています。これまで実現できなかったABテストが実施できるようになるので、是非ともご活用下さいませ。 プレスリリース記事を活用したターゲット企業への新たなアプローチ方法 (田中様):その他にも新たな試みとして今後実施していきたいマーケティング施策の一つとして、これまで有効活用できていなかったプレスリリースのコンテンツをうまく使っていきたいと思っています。TRENDEMONの拡張メニューとしてこれまでリーチできなかったターゲット企業に対してプレスリリースの記事をネイティブ広告枠を通してアプローチできるので、リーチ検証からCV獲得までTRENDEMONで一気通貫でやってみたいと思います。 プレスリリース(最新ニュース)記事ページ ターゲット企業への外部リーチから来訪企業のモニタリング検証、リード〜商談獲得までを 一気通貫で支援可能に (田中様):現状、TRENDEMONはマーケティングチームのみでの活用となっていますが、さらに今後はインサイドセールスチームを巻き込みながら商談創出の確度をあげていく活用も同時並行で進めていきたいと考えています。 (TRENDEMON):ありがとうございます。引き続き皆様からのフィードバックをもとにマーケティングのみならず、営業のご担当者様にもご満足頂ける機能についても開発を進めながら、年内には新機能のリリースをさらに予定致しておりますので是非ともご期待頂けましたら幸いです。
https://www.lycbiz.com/jp/ LINEヤフー 株式会社 マーケティングソリューションカンパニー 法人マーケティング本部 渡邉 欽哉 様 古庄 広一郎 様 川和田 真樹 様 TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回はLINEヤフー株式会社様にBtoBマーケティングの取り組みについてお話をお伺い致しました。 (TRENDEMON ):それでは、自己紹介を簡単にお願いします。 (渡邉様):弊社が提供する法人向けサービスのマーケティングを行っています。 LINE公式アカウント、LINE広告、Yahoo!広告という3つのサービスごとに担当が分かれているのですが、私はLINE広告の新規リード獲得と新規アカウント開設を目的としたコンテンツマーケティングを主に担当しています。 (古庄様):私も同じくLINE広告の新規アカウント開設を目的に、資料ダウンロードなどを通じたリード件数最大化と、リードナーチャリングなどを行っています。マーケティングオートメーションツールなど含め、様々なツールを活用して弊社の法人向けオウンドメディア「LINEヤフー for Business」のサイト改善も担当しています。 (川和田様):私はLINE公式アカウントにおけるオウンドメディア経由のアカウント開設数の最大化をミッションとしており、広告出稿やCVR向上のためのサイト改善を主に担当しています。 BtoBサイト改善におけるLINEとヤフーの両事業の中核ツールとして活用 (TRENDEMON ):旧 LINE社からですと、弊社サービスのご利用については2年が経過しますが、直近ではヤフー社との統合もあり、体制変更も含めTRENDEMONの利用方法についても大きな変化があったかと思われますがいかがでしょうか? LINEヤフー 株式会社 法人マーケティング本部 渡邉欽哉 様 (渡邉様):導入当時は主にLINEの法人向け事業におけるコンテンツマーケティングの取り組みの中で、コンテンツに絞った分析・改善活動を推し進める中核のツールとして利用していました。その後、ヤフー社との統合によってYahoo!広告のマーケティング活動でも活用をスタートし、両事業のシナジーを生み出せるよう連携が少しずつ始まっています。TRENDEMONの機能自体もこの2年で大きくアップデートされました。特に直近リリースされたABテスト機能「RACE」は、サイト改善の施策で積極的に活用しており、コンテンツマーケティング以外の施策でも利用することが増えています。 ABテスト新機能「RACE」でページを高速改善し、CVを倍増 (TRENDEMON ):ABテスト機能は国内ではすでに様々なツールが存在しますが、TRENDEMONのABテスト機能で施策を実行しようと思われた背景について実例をもとにお伺いしてもよろしいでしょうか? LINEヤフー 株式会社 法人マーケティング本部 川和田 真樹 様 (川和田様):まず、大前提として、サイトに来訪してくださるお客様を第一に考え、来訪者の方が必要な情報をベストな形で届けるために、日々サイト改善に取り組んでいるのですが、我々はコーディングが専門外のためページを改修テストする際に、誰でも簡単に直感的に改修できる機能を必要としていました。その点TRENDEMONの「RACE」では操作性が優れているだけではなく、BtoBにおいて重要な長期間のジャーニーデータを元に複雑な検証テストも対応できる点が気に入っています。具体的に取り組んでいる施策としては、セミナーページやフォームページ上でのテキストの検証やCTAのカラー・デザインなど様々なパターンの効果検証を行っています。 『RACE』設定画面イメージ (川和田様):定期セミナーの申し込み数を増やす目的でLPの改善を行った際は、CTAのテキストをオリジナルの「セミナーに申し込む」という表現と、申し込みハードルを下げる「視聴予約」という表現でABテストを行いました。結果として、テキストを変更したパターンがオリジナルに対してCVRが数倍以上高いパフォーマンスだったことがわかり、申し込み数の増加に成功しています。 Googleオプティマイズの代替ツールへ (TRENDEMON ):ABテスト機能についてはリリース当初β版として、実は御社に先行利用頂き、様々なフィードバックを頂きながら短期間でアップデートを図ってまいりました。これまでGoogleオプティマイズなどを過去に活用されていたようですが、『RACE』と比較利用してみた結果はいかがでしたでしょうか? LINEヤフー 株式会社 法人マーケティング本部 古庄広一郎 様 (古庄様):現状、上位モデルのABテストツールでないとカバーできないような流入元のパラメータを引き継いた形でのリダイレクト式のABテスト機能や、ブロック要素ごとの編集検証、ページのフリッカー(ちらつき)対策などページのABテストに必要なほとんどの機能をカバーできていると感じています。また、今後取り組んでいきたいことは、TRENDEMONのコンテンツのアトリビューションデータをもとに、お客様がアカウント開設に至るジャーニーの中で求めている情報を可視化して、ベストなタイミングでそれらの情報を届けることです。ユーザー体験と事業成果ともに今まで以上に向上できるようにしていきたいと思っています。 (TRENDEMON ):最後にTRENDEMONに改善して欲しい部分、今後新たに活用していきたい機能や取り組んでいきたい施策についてお聞かせ下さい。 (渡邉様):今後取り組んでいきたいものとしては、動画を使ったオファーの活用です。これまで使っていたオファーレコメンドは静止画のみだったのですが、アップデートによって動画フォーマットでオファーを出せるようになりました。動画は静止画よりも多くの情報を訴求することができると思っているので、検証してみたいと思います。また、TRENDEMONの新機能の『コンテンツストリーム』も活用していきたいと思っています。この機能では、コンテンツごとの連なりでシームレスに自動回遊させることができるので、TRENDEMONのコンテンツ分析データをもとに、アカウント開設に到達するまでに最も効果的な順番でコンテンツ間の回遊を促進し、ユーザー体験を高めたいと思います。 『コンテンツストリーム』掲載イメージ (渡邉様):一方で、改善して欲しいのは言語対応の部分です。一部新機能において部分的に英語表記が残っており、日本語へローカライズされるとより使いやすくなると思うので、さらなるアップデートに期待しています。 (TRENDEMON ):貴重なフィードバックを頂きましてありがとうございます。言語ローカライズ含め、今後もさらなる機能アップデート強化を図ってまいりますので、引き続きご期待頂けましたら幸いでございます。
https://biz.nuro.jp/ ソニービズネットワークス株式会社 マーケティング本部 マーケティング部 部長 矢崎 裕貢 様 マーケティング本部 マーケティング部 ネットワーク課 市川 ゆりあ 様 マーケティング本部 営業戦略部 髙橋 宏太 様 篠 恭介 様 TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回は高速インターネット接続サービス「NUROアクセス」を中心とした法人向けICTソリューション「NURO Biz(ニューロ・ビズ)」を提供されているソニービズネットワークス株式会社様にBtoBマーケティング・営業の取り組みについてお話をお伺い致しました。 (TRENDEMON ):それでは、皆様の自己紹介を簡単にお願いします。 (矢崎様):マーケティング部の責任者として、自社サービス全体のマーケ戦略設計から各施策のパフォーマンス管理を私は主に担当しております。 (市川様):同じくマーケティング部の中でネットワーク課というチームに所属しておりまして、その中でも私はWEB領域を主に担当としています。 (髙橋様):私はマーケとは異なり、営業戦略部というチームで商談創出のための架電アプローチやターゲットリストの作成などを主に業務として行っています。 (篠様):同じく営業戦略部に所属しており、主にIS担当者の架電パフォーマンス状況の数値管理や、アプローチリストの作成、供給までを業務として担当しています。 Web接客ツールからの脱却 (TRENDEMON ):御社についてはTRENDEMONをご導入頂いてから早くも1年が経過しますが、ご利用当初について、まずはお伺いできればと思うのですが弊社サービスをご導入に至った背景についてお話頂いてもよろしいでしょうか? (矢崎様):TRENDEMONを導入する前は、実は他社のWeb接客ツールをこれまで活用していました。しかし、運用していく中で、BtoBにおける施策を実践する上での設定が難解かつ、機能面でカバーできていなかったり、効果測定の点においても自分たちが見たい数値が可視化できないなど多くの課題を感じていました。また、当時そのツールを活用できる者が社内で1名ぐらいしかおらず、当社のサイト運用改善が適切に実行できていない状態となっていました。そこで、自社の課題を解決する有効なソリューションがないか探していたところTRENDEMONに出会うことができました。導入の決め手としては、BtoB施策を実行する上での操作性と機能面の充実、そして価格といったすべての面で優れているため導入を決めました。 ターゲット企業の匿名来訪データを有効活用 (TRENDEMON ):ご導入から1年が経過し、継続利用を決めた理由についてもお伺いしてもよろしいでしょうか? (矢崎様):導入時は接客ツールの代替利用が主な目的だったのですが、実際に活用してみると、パーソナライズ(接客)機能以外にもアノニマスの段階で来訪企業を驚くほど可視化することができており、ABM施策を推し進めていく中で、今まで可視化できなかったターゲット企業の分析から施策までを解像度高く実行することができるようになりました。我々が当初想定していた以上の機能と活用ポテンシャルを見出すことができており、今現在も継続的に活用させて頂いています。 (TRENDEMON ):実際のお取り組み内容や導入後に見えてきた成果などございましたら簡単にご教示頂いてもよろしいでしょうか? (市川様):マーケ領域では、初回来訪ユーザーに対してのCVRをいかに上げることができるのかがチーム内の長年の課題としてありました。TRENDEMONではコンテンツ分析からジャーニー分析もできるようになっており、導入後はジャーニー上でどの部分がCVにおいて最もボトルネックになっているのかが可視化され、ピンポイントで課題に対して施策を解像度高く検証していくことが可能になりました。 TRENDEMON上のダッシュボード画面(※デモイメージ) ターゲット企業へのパーソナライズオファー施策でCV件数を拡大 (市川様):実際にCV件数自体もTRENDEMON上の施策から着実に積み上げていくことができるようになっています。直近では狙っていきたいターゲット属性に応じたコンテンツの出し分けも行っております。中でも資料ダウンロード完了ページにさらに検討ステージを引き上げるようなコンテンツ資料をTRENDEMONで自動最適化で表示させているのですが、想定以上の多くのCV獲得を本施策から生み出すことができています。 【施策例】ターゲット属性企業へのパーソナライズオファー掲載例 設定画面上でオファーしたい企業属性を容易に選択できる操作性(※設定画面イメージ) 【施策例】サンクスページ上に検討ステージを引き上げる資料を自動レコメンド MAのスコアセグメントも連携活用 (TRENDEMON ):ありがとうございます。特にサンクスページ上に到達したタイミングは来訪者にとって最も高いモーメントになるので、そのタイミングを逃さないオファー施策は大きな施策効果が期待できるかと思います。御社においては直近でPardot(Account Engagement)とのAPI連携もスタートしておりますが、こちらのMAとのデータ連携利用については今後どのようなことを取り組もうとされておりますでしょうか? (矢崎様):MAとTRENDEMONの連携で我々が今後取り組んでいきたいものとしては、MAのスコアセグメント情報をもとにTRENDEMON上のデータと掛け合わせてパーソナライズオファーを行っていきたいと考えています。また、MAフォームをそのままポップアップで狙った来訪企業に対してダイレクトオファーすることもできるようになるので、ターゲット企業のリード件数が底上げされることを期待しています。 MAフォームオファー施策例(※デモイメージ) TRENDEMONによる外部CRMツール連携の活用イメージ例 匿名来訪データ活用でターゲット企業の有効商談を生み出す仕組みを構築 (TRENDEMON )インサイドセールスとしてのご利用方法はいかがでしょうか? (髙橋様):まず我々のメインの活用方法としてはTRENDEMONの来訪企業データをもとにアプローチリストを作成し、来訪があったタイミングでTRENDEMONからSlack経由で通知が届くようになっており、そのタイミングで架電を行っています。 『Slack来訪通知機能』でリアルタイムでアプローチが可能に (髙橋様):当社の商材の特性上、お客様の課題が顕在化し、自社サービスに興味を持って頂いているタイミングをいかに競合他社よりも早く、正確にキャッチできるかが重要であると思っています。今ではTRENDEMONによるリアルタイムの来訪通知によって、現在多くのホットな商談を実際に生み出すことができています。 クロスセル・アップセルにも有効 (TRENDEMON ):架電アプローチの活用用途としては主にアウトバウントの新規開拓でご利用頂いている形でしょうか? (篠様):メインとしては、アウトバウンドの利用にはなるのですが、既存のお客様からの来訪も当然可視化されますのでクロスセル・アップセルの観点においても、事前に来訪企業のお客様情報を営業担当者が把握している分、TRENDEMONの来訪インサイトを活用することで今まで以上にベストタイミングで追加契約を獲得することができています。 (TRENDEMON ):最後にTRENDEMONの機能サービスの中で特に気に入っている部分と改善して欲しい点がございましたらお話頂けますでしょうか? (市川様):個人的に気に入っている部分としては、ダッシュボードの操作性だけではなく、特にデータ分析画面のグラフィックデザインが分かりやすく、施策の結果が振り返りやすいため、PDCAをスムーズに回せることが以前よりもできるようになっています。 施策ごとのパフォーマンス結果を簡単に確認できる分析画面(※デモ画面) (市川様):改善して欲しい部分としては英語表記の部分がまだあるので日本語にローカライズされると更に使いやすくなるかと思います。 (TRENDEMON ):貴重なフィードバックを頂きましてありがとうございます。引き続き弊社のサービス機能についてはローカライズ対応を含めて強化アップデート機能を今年予定しております。今まで以上に皆様の事業に貢献できるよう尽力してまいりたいと思いますのでご期待頂けましたら幸いでございます。
トヨクモ 株式会社 マーケティング本部 中井康喜 様 TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回は『安否確認サービス』やkintoneとの連携サービスなどを多数提供するトヨクモ株式会社様にBtoBマーケティングの取り組みについてお話をお伺い致しました。 (TRENDEMON ):それでは、中井様の自己紹介を簡単にお願いします。 (トヨクモ 中井様):私はマーケティング本部のプロモーション部というチームに所属しており、マネージャーとしてマーケティング業務を担当しています。その中でもサービス利用開始前の「無料お試し(トライアル)」お申し込みまでのマーケ施策全体を担っています。 (トヨクモ 中井様):業務はTVCMからWEB施策まで多岐にわたるのですが、直近で最も注力しているのがブログ記事や動画などを活用したコンテンツマーケティング領域となります。 https://toyokumo-blog.kintoneapp.com/ コンテンツの評価を適切に、誰でも簡単にできるツール (TRENDEMON ):今回、TRENDEMONの導入を決意した背景や経緯について、これまでのお取り組み状況と合わせてご教示頂いてもよろしいでしょうか? (トヨクモ 中井様):導入に至るまでの最初のキッカケは、これからコンテンツに本格的に注力していくときに、コンテンツの評価・改善を従来の分析ツールだけで対応していくことは難しいと感じたことです。そこで、コンテンツの評価を適切に、誰でも簡単にできるツールを探していたところ、TRENDEMONのコンテンツ記事を目にし、導入を検討することになりました。 (トヨクモ 中井様):もうひとつの理由としては、サイト上のコンテンツレコメンドやオファーが実装できるBtoBに特化したパーソナライズ機能も内包されているということもあり、分析だけでなく、施策の実行まで一気通貫で完結できるところに魅力を感じ、最終的に導入を決めました。 (トヨクモ 中井様):実は、以前に接客ツールとして別ソリューションを活用していたのですが、TRENDEMONでは来訪企業を匿名状態から可視化する機能があり、ABM(企業情報)をベースにしたオファーの出し分けができることも評価ポイントとしてありました。 ABMに取り組む理由 (TRENDEMON ):日本国内でもABMに取り組んでいる企業はまだまだ少ないかと思うのですが、トヨクモ様がABMに取り組もうとされた背景にどのような課題があったのでしょうか? (トヨクモ 中井様):マーケティング戦略としてコンテンツマーケティングを強化していく中で、顧客が求めるコンテンツを顧客が求めるタイミングで届けることに課題を感じていました。コンテンツの精度を上げるためには当然ですが、ターゲット企業のインサイトを解像度高く把握する必要があり、その過程でABMの必要性を感じ、新たに取り組むきっかけとなりました。 (TRENDEMON ):実際にTRENDEMONを導入頂いて、どのようにご利用頂いておりますでしょうか? (トヨクモ 中井様):まず、コンテンツごとの読了・回遊エンゲージメントのパフォーマンスや、CVパフォーマンスをページごとにモニタリングし、コンテンツの改善や広告配信先の判断材料として活用しています。 コンテンツ分析 ダッシュボード画面 (トヨクモ 中井様):パーソナライゼーション機能についても、CV導線を強化するために活用しており、ABMの来訪データをもとにターゲット業種ごとにコンテンツの出し分けを行っていたり、オファー内容をパーソナライズさせ、同時にABテストも行いながらサイト内のエンゲージメント改善を図っています。 【製造業】向けパーソナライズオファー 【物流業界】向けパーソナライズオファー リード獲得からの脱却で顧客起点へ (TRENDEMON ):施策の検証スピード、回数ともに、高速で取り組まれており、社内全体としてマーケティングに向き合う意識、熱量がものすごく高い印象を感じます。国内の多くのBtoB企業ではマーケティングよりも営業の力が強くみられる場面もある中で、トヨクモ様はどのようにマーケティングの文化を社内全体に根付かせていったのでしょうか? (トヨクモ 中井様):当社は、まず経営層がマーケティングの重要性を誰よりも認識している部分が大きく会社のカルチャーに影響していると思っています。以前に、BtoBマーケティングのお手本となった『THE MODEL』の読み合わせを社内で行ったのですが、従来の手法をそのまま鵜呑みにするのではなく、自社に適したマーケティング戦略のあり方を模索してきました。一般的なBtoBマーケティングのセオリーの世界では、リード件数を追い求めるあまり、気がつくとマーケティングアプローチが顧客起点ではなくなってしまうときがあります。当社としては、顧客を最優先に考え、コンテンツも可能な限りフォームを付けずに公開しています。 (トヨクモ 中井様)実際に、リード件数を過度に追い求めることなくとも、コンテンツ経由からトライアルへの申込み、そしてトライアルから最終的なご契約頂く場面においても高い成果を出すことが出来ており、社内の共通認識として顧客を第一に考えたマーケティングアプローチを常に心がけています。 コンテンツの「スタバ化」とパーソナライゼーション (TRENDEMON ):最後に、今後の展望と合わせて弊社へのご要望などございましたらご意見をお聞かせ下さい。 (トヨクモ 中井様):今後もコンテンツマーケティングを強化していく中で、質の高いコンテンツを拡充すると共に、いつ、いかなる時でも顧客の必要としている情報を提供できる状態を意味する「コンテンツのスタバ化」を目指し、TRENDEMONのパーソナライゼーション機能を活用しながら顧客起点のコミュニケーションを追求していきたいと思います。 (トヨクモ 中井様)また、TRENDEMONの機能の中で特にオーディエンス生成機能についてはこれから本格的に活用していきたいと思っています。当社では広告流入も行っており、来訪者の検討ステージを流入経路別にサイト内の行動データとかけあわせて、モニタリングする定義を以前から設計しています。この弊社独自の定義を今後TRENDEMON上でモニタリングしていけるよう実装を進めていきたいと思います。 (TRENDEMON ):オーディエンス設計はBtoBマーケティングを行う上で今後どの企業も避けては通れない部分になるかと思っています。TRENDEMONのオーディエンス機能では来訪者の流入経路やサイト内行動データだけでなく、ファーモグラフィックといわれる企業名、売上・従業員規模、業種業界別などの来訪データもオーディエンス定義の中に組み込むことが可能となります。 (TRENDEMON ):これらのオーディエンスデータをもとに、検討ステージ別にコンテンツインサイトの分析・出し分け、そしてターゲティング活用としてサイト内外でもご利用頂くことで、今不足しているオーディエンスを獲得していく施策へと繋げることができます。 AI(LLM)によるプロダクト強化 (TRENDEMON ):その他にもAI(LLM)を今年中にプロダクト内へ組み込む大規模アップデートも予定しており、今後はコンテンツのインサイト分析、パーソナライズオファーのコンテンツ自動生成機能なども開発していく予定となっております。 (TRENDEMON ):皆様のこれまで手動で行っていた部分を自動化させることで、エフォートレスかつパワフルな機能を提供していければと思いますので是非ともご期待下さい。
〜TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やコンテンツマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。海外事例のAudioCodes様のご紹介です。AudioCodes様は、グローバル100ヵ国以上に製品展開しているVoIP(IPネットワーク上で音声通話が出来る技術)のメーカー。 CTO・CEO・プロダクトマネージャー・ITマネージャー等ターゲットがかなり限られたBtoB企業であるAudioCodes様のビジネスに、TRENDEMONがどう貢献出来ているのでしょうか。デジタルマーケティングマネージャー・Daniel Bleichman様(以下、Daniel氏)にお話をお伺いしました。 https://www.audiocodes.com/ AudioCodes Digital Marketing and Marketing Automation Manager Daniel Bleichman 様 (TRENDEMON):それではまず、簡単に自己紹介をお願いします。 (Daniel氏): AudioCodesは、デジタルワークプレイス向けの高度な通信ソフトウェア、製品、生産性ソリューションの大手プロバイダーです。AudioCodesは50種類以上のBtoBプロダクトを持っており、その潜在顧客はCTOやCEOなど技術を判断する経営責任者やプロダクトマネージャーです。 TRENDEMONがマーケティングでどう役立っているか (TRENDEMON):普段、どのようなマーケティングをされているのですか? (Daniel氏): AudioCodesのマーケティングチームは、マーケティング自動化プラットフォーム、アカウントベースのマーケティングツールとして Hubspotを 活用し、主要アカウントのエンゲージメントを高くしています。 同時に、ターゲットであるオーディエンス(グローバル大企業や主要なティアワンオペレーター)に対して質の高いコンテンツを制作・宣伝するコンテンツマーケティングを行っています。 (TRENDEMON):TRENDEMONをご利用いただくことによって、どんなメリットがありましたか? (Daniel氏): 我々はパーソナライズ機能、コンテンツのパフォーマンスおよびアトリビューションレポートをするためにTRENDEMONを利用しています。 TRENDEMONのおかげで、キャンペーンを実行するための勝ちパターンが見えました。 まずはコンテンツのROIをTrendemonで可視化すること (TRENDEMON):Trendemonをどのような流れでチームに浸透させていっていただいたのでしょうか。 (Daniel氏): まず、AudioCodesのマーケティングチームの最初のチャレンジは、Trendemonを使ってコンテンツによるリード獲得へのインパクトを測ることでした。具体的には、ABMの取り組みの一環として、自分たちが制作しているコンテンツが、特定のターゲットアカウントからの訪問者にどのように影響するかを可視化しました。 可視化したデータを、パーソナライゼーション機能で活用する (Daniel氏): そして 2番目の課題は、コンテンツによって生まれたパイプラインやユーザーとのつながり…つまりTrendemonで得たインサイトをどのように活用するかでした。そこで私たちは、Trendemonの パーソナライズ機能を活用し、ROIの高いコンテンツを効果的に活用することをルーティンとしました。 私たちの商品・サービスは検討期間が長いので、無期限にアトリビューションデータが取得できることはとても武器になりました。Trendemonのパーソナライズ機能のおかげで、より細やかなセグメントで、アクティベーションキャンペーンを作成できるようになりました。エンゲージメントアップとコンバージョン数の増加、両軸のファネルをWebサイト上に構築することができ、サイト来訪者のエンゲージメントが高まりました。 (TRENDEMON):より効果的に使っていただくために、外部ツールとの連携はされていますか? (Daniel氏): WebサイトにTrendemonを実装し、Hubspotを組み合わせて活用しています。そのおかげで、キャンペーンからコンテンツ、そしてCVまでのカスタマージャーニーをマッピングすることができました。Trendemonのダッシュボードを通じてカスタマージャーニーを可視化し、1クリックで簡単にコンテンツアトリビューションのインサイトを把握することができるようになりました。AudioCodesのマーケティングチームはどの施策が機能するかがすぐに分かり、パフォーマンスが高いアクティビティに注力することができます。 (TRENDEMON):ご活用いただいて、具体的な成果は出ていますか。 (Daniel氏): 導入後2-3ヶ月で、営業部のリードが18%増加しました。これはTrendemonのおかげだと思っています。これは、AudioCodesの潜在的収益に大きな影響を与える結果です。さらに、Trendemonの活用を通してABMをチームで確立できました。マーケティングに進化をもたらすきっかけになってくれたのです。
NECが注目する「ダークファネル」上でのABMとは?ターゲット企業のエンゲージメント最大化への挑戦 TRENDEMONのご利用方法やコンテンツマーケティングの取り組みについて、ご活用いただいている企業へインタビューする企画。今回はNECのご担当者さまにABMでのの取り組みについて特別にMarkezine内「NECが注目する「ダークファネル」上でのABMとは?ターゲット企業のエンゲージメント最大化への挑戦」にてご紹介頂きました。
教えて!おとなの自動車保険 セゾン自動車火災保険株式会社 事業推進部マーケティングライン 泉 了輔 さま TRENDEMONのご利用方法やコンテンツマーケティングの取り組みについて、ご活用いただいている企業へインタビューする企画。今回はセゾン自動車火災保険のご担当者さまにコンテンツマーケティングの取り組みについてお話をお伺い致しました。 (TRENDEMON ):それでは、泉さまの自己紹介を簡単にお願いします。 (セゾン自動車火災保険 泉さま):私は事業推進部マーケティングラインに所属しています。弊社のマーケティングラインは大きく3つのチームに分かれておりまして、自動車保険の潜在層の認知拡大や顕在層の獲得を目的としたCMやWEB広告などのペイドメディア領域の「プロモーション」チーム、既契約者さま向けのマーケティング活動を行う「CRM」チーム、そして私が所属しているSEOやSNSなどのオウンドメディア領域の「オウンドメディア」チームの3チームで構成されています。 オウンドメディアの事業貢献の可視化 (TRENDEMON ):オウンドメディア「教えて!おとなの自動車保険」についてご紹介いただいてもよろしいでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):「教えて!おとなの自動車保険」は、まだ自動車保険の契約について検討が進んでいない潜在顧客向けのオウンドメディアとなっております。コンテンツの中身は、「車」に関係するライトなお役立ちコンテンツから「保険」に関連するコンテンツまで、幅広く掲載しています。おかげさまで、来訪数は右肩上がりで順調に伸びており、メディアをローンチした当初の数十倍の規模まで増加しました。ただ実は、「事業にどれほど貢献しているのか」といったKPIについてはあまり考えることができていませんでした。 (TRENDEMON ):コンテンツのパフォーマンスを測るKPI(事業成果)を何かしら持つことはコンテンツマーケティングにおいてとても重要な部分になるかと思うのですが貴社の場合にはどのようにKPIを設計していったのでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):コンテンツマーケティングを行ううえで、KPIの設計は非常に多くの会社で苦労されている部分かと思うのですが、その最大の理由のひとつが、コンテンツの「事業成果」の貢献度を従来のツールではうまく可視化できなかったことにあるのではないかと思います。 保険商材なので検討から契約までの期間は長期になりやすく、そのためジャーニーの計測はセッションを超えて計測できなければなりません。また、コンテンツをみてすぐに契約することはないので、商品ページ来訪やお見積りなどの中間CV地点の繋がりも可視化する必要があります。 従来のツールだけでは、このような一連のCVまでの動きを十分に可視化できなかったのですが、TRENDEMONを導入後は、コンテンツ来訪から中間CV地点、そして最終的な契約までの事業貢献をしっかりと可視化できることになり、KPIを設計する上でとても助かりました。 KPI達成に向けた「パーソナライゼーション」 (TRENDEMON ):ありがとうございます。KPIを設計するうえで、まず大前提として設計したKPIをそもそも技術的にかつ、定量的にしっかりと計測できるのかという視点は弊社も非常に重視しています。KPI達成にむけてはTRENDEMONを使ってどのようなことに取り組まれていますでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):まず前提として、これまでもメディアとしての流入数は多いのですが、直帰率が非常に高く回遊が行われずに来訪ユーザーのエンゲージメントをつなぎとめることができていませんでした。TRENDEMONを導入する前は、回遊施策として、同サイト上の別コンテンツを記事の末尾に関連リンクとして手動で設定していたのですが、ほとんどのページで同一のコンテンツがレコメンドされるなど、パフォーマンスと運営管理の両方の面でうまく改善することができていませんでした。 回遊強化パーソナライズレコメンド ウィジェット形式(左赤枠内)・スライダー形式(右赤枠内) (セゾン自動車火災保険 泉さま):そこで、TRENDEMONのパーソナライゼーション機能を活用して来訪ユーザーごとに記事直下の「おすすめ枠」や右下に表示されるスライダー枠で回遊パフォーマンスの高いコンテンツを自動的にパーソナライズレコメンドすることで、回遊性を高めました。 また、「教えて!おとなの自動車保険」では、コンテンツの種類が大きく分けて「クルマ」「ドライブ」「自動車保険」の3つに分かれています。「クルマ」「ドライブ」記事は主に自動車保険の潜在層向けのお役立ちコンテンツとなっており、「自動車保険」記事は保険へのニーズが見え始めた方を対象としたコンテンツ構成となっております。そのため、回遊レコメンド設計もコンテンツのファネル間を意識したものとしました。 パーソナライズ施策でCVパフォーマンスも大幅に改善 (TRENDEMON ):CVへのパフォーマンス改善ではどのような施策が行われていますでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):CVへの導線強化としては、来訪者のエンゲージメントレベルに合わせて、商品ページへの誘導バナーの出し分けを行っています。様々な施策検証を行うことで、現時点ではTRENDEMON導入当初の月と比較してCV件数、CVRともにこの1年で大幅に改善することができています。 TRENDEMONによるエンゲージメントレベルごとのCV誘導オファー施策① TRENDEMONによるエンゲージメントレベルごとのCV誘導オファー施策② (TRENDEMON ):約1年ほどTRENDEMONをご利用いただいてきた中で、ある程度の大きな改善成果が出てきているとのことでしたが、そこにたどり着くまでには多くのトライ・アンド・エラーがあったかと思います。その中で具体的なエピソードを何か一つご教示頂けますでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):もともと商品ページへの誘導オファーについては表示するターゲティング条件をかなり絞っていたこともあり、施策インパクトとしてはかなり限定的でした。しかし、実際に来訪ユーザーの行動データを細かくエンゲージメントレベル別で見ていく中で、ターゲティング条件をもう少し広くしてもCVが見込めるということが分かったので、再度ターゲティング条件のチューニングを行い、また、クリエイティブのバナー検証も合わせて行うことで劇的にCVパフォーマンスを改善することができました。 これまで固定概念や先入観などで機会損失を発生させていたということに気付くことができ、データをもとに改善行動を行い続ける重要性を改めて認識することができました。 (TRENDEMON ):施策を行ううえで弊社も同様にプロダクト開発理念として最も大切にしている考え方なのですが、チャレンジして終わりではなく、トライした後から得られる新たな発見から次の改善検証を考え、実行していく習慣、オペレーションスキームをいかに無理のない形で実現させられるかを常に意識しています。 最後に、泉さまが今後挑戦していきたい展望などございましたら教えてください。 (セゾン自動車火災保険 泉さま):この1年で、ある程度TRENDEMONを活用し、「自動車保険」というサービスの中での一つの成功事例がようやく形となってきました。自社商材の中で「火災保険」なども取り扱っていますので、今後は、自動車保険での勝ちパターンを横展開していきたいと考えております。 また、既契約者向けの施策にも今後チャレンジしていきたいと思っております。自動車保険では、基本的に1年ごとの更新が必要になりますので、コンテンツを通じてどこまで継続率を向上していくことができるのか、新たに取り組んでいきたいです。
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