ウェブサイト集客や事業発展のためのデータ戦略などにおいて、年々重要になり注目されている「コンテンツマーケティング」。 SNS、オウンドメディア/ブログ、動画、オフラインなど様々なコンテンツマーケティング施策がありますが、パフォーマンス測定のためのKPI指標を具体的な数値に落とし込むことが非常に重要です。 今回は、コンテンツマーケティングにおける一般的なKPI指標とTRENDEMONのプラットフォームでの優れた効果測定の機能についてご紹介します。 ※関連ページ: コンテンツマーケティング成功事例まとめ そもそもコンテンツマーケティングとは? KPI指標について詳しく見ていく前に、まず事業戦略・施策におけるコンテンツマーケティングとは、そもそも定義は何でしょうか? 2014年前後くらいから日本でも頻繁に聞かれるようになったコンテンツマーケティングですが、2011年から運営され、コンテンツマーケティングの調査や情報発信をしている「Content Marketing Institute」では下記のように定義されています。 "コンテンツマーケティングとは、適切で価値ある⼀貫したコンテンツを作り、それを伝達することにフォーカスした、戦略的なマーケティングの考え⽅である。⾒込客として明確に定義された読者を引き寄せ、関係性を維持し、最終的には利益に結びつく⾏動を促すことを⽬的とする。"(和訳の参照:CONTENT MARKETING LAB) 上記の定義を整理すると、まずコンテンツマーケティングは特定のメディア媒体に限らないと言えます。オウンドメディア・ブログなどのウェブサイト、インスタグラム・ツイッターなどのSNS、Youtubeなどの動画サイト、更にはイベントなども広くコンテンツマーケティングの施策対象となり得ます。 様々なメディアを駆使し、カスタマーにとって価値あるコンテンツを提供し、認知され関係性を構築し、購買へと展開するコミュニケーションの施策と言えます。 このようなコンテンツ制作を通じたマーケティング手法全体のことを、コンテンツマーケティングと定義できます。 コンテンツマーケティングのKPI・成果測定の課題 事業発展に欠かせないコンテンツマーケティングですが、実際に成果を出している企業にはいくつかの共通点があります。 社内での事業貢献と紐付けた「成果」(KPI指標)の明確な定義付け適切なテクノロジーへの投資(マーケティングのアップデート)施策検証のスピードと改善アクションの回数の多さ オウンドメディア運用における記事制作などは、制作数だけに拘ってしまい、実際の認知数(PVやUU)を増加できないといった初歩的な問題を発生させてしまう恐れがあります。 SNS運用やSEO施策によって上手く閲覧数を増加できていても、十分に読まれず「読了率」や「回遊率」の数値が悪いというケースもあります。 十分にアクセスを集め、読了されて興味を惹きつけた後も、例えばメルマガ登録や資料請求をしてもらえる、信頼され継続的に接点を持てる状態を作る段階、そして購買に至るCVまでしっかりと成果測定する必要があります。 コンテンツマーケティングのKPI指標例 ここからは、TRENDEMONがご紹介している、コンテンツマーケティングのKPI指標例を下記のフェーズごとにご紹介します。 認知(Awareness)興味・関心(Interest)好意・信頼(Engagement)決断(Action) (1)認知フェーズのKPI指標例 ・PV/セッション/UU カスタマーにどれだけ認知されているかを計測する最もシンプルなKPI指標として、PV数・セッション数・UU数(ユニークユーザー数)が挙げられます。 事業種類やターゲットユーザー特性によって、SNS、オウンドメディア、Youtubeなど様々なメディア媒体はありますが、最終的なコンバージョン収益が自社サイトで発生する場合、まずユーザーがそもそも自社サイトを閲覧しているのかを計測することは必須となります。 ・検索ランク/アクセス数/記事数(SEO施策) 多くの事業においてSEO(検索エンジン最適化)を通じたサイト閲覧ユーザーの増加の重要度が以前から継続して高まっています。 検索エンジンとして世界中で主に活用されるGoogleは数々のアルゴリズム更新を日々行い、ウェブサイトのパフォーマンスや情報品質など様々な指標で検索ランクを定義します。検索ランクの上下によってユーザーからの閲覧率・数は大きく増減します。 SEOが重要な事業、コンテンツマーケティングにおいては、日々の検索ランク状況とアクセス数への影響をKPIとして計測する事が重要となります。また、そのランク・アクセス数への貢献度を計測する、チーム内のアクションKPIとして記事数を設定するということもあり得ます。 ・投稿数/表示回数/クリック数/シェア数(SNS運用) TwitterやインスタグラムなどのSNSを活用したコンテンツマーケティングの場合、各投稿の表示回数、クリック数、シェア数などをKPIに設定することも一般的です。 また、SEO施策における記事数のように、一定の効果が出せる運用状況下、チームにおいては単純に投稿数を計測指標にすることもあり得ます。 (2)興味・関心フェーズのKPI指標例 ・読了率/回遊率/再来訪 検索アクセスやSNS流入など各種チャネルからのサイトへの閲覧数に対して、実際にユーザーがストレス無く、十分にページを読み込み活用しているのか、そして再度サイト訪問をしたいと思う状態にできているのかが重要となります。 そういったパフォーマンスを図るKPI指標としては、「読了率」・「回遊率」・「再訪数/率」が挙げられます。このフェーズでは主に、何かしらの課題を持ったユーザーに対して解決策や新たな発見を提供することが鍵になります。より独自性や魅力のあるコンテンツを発信し、自社サイト・ページを深く読み込んでもらうことが成果計測となり得ます。下記ページでは読了率の重要性や計測方法について詳しく解説していますので、併せてご確認下さい。 ※関連ページ: 読了率の計測方法/意外と知られていない落とし穴 (3)エンゲージメントフェーズのKPI指標例 ・メルマガ登録/資料請求 アクセスが順調に伸び、サイト内を十分に閲覧し興味を持ってもらったユーザーに、更にファンになってもらうエンゲージメントのフェーズでは、メルマガ登録数や資料請求数などをKPI指標に設定できます。 MicroCVとも言い換えられるKPIであり、カスタマーが更にリアルな情報や価格詳細を入手したいというニーズが発生し、購買を意識するフェーズとなります。 (4)アクションフェーズのKPI指標例 ・申し込み/商談数 そして最後はアクションフェーズとなりますが、これは具体的にカスタマーが製品・サービスの購買を決める最終確認・合意の段階となります。 情報収集段階の「認知」や「興味・関心」の初期フェーズから、CVに至る「エンゲージメント」・「アクション」のフェーズまで、それぞれのKPI指標すべてが重要であり、計測する必要があります。 TRENDEMONのKPI指標・効果測定の方法 最後に、TRENDEMONを活用したKPI指標や効果測定の方法について、一部の主な機能と共にご紹介します。 TRENDEMONは、顧客属性、流入元メディア、閲覧コンテンツ、カスタマージャーニー、CVまであらゆるデータを統合して、インサイトを可視化し、KPI指標の計測をサポートします。 コンテンツパフォーマンス計測(UU数・読了率・売上など) 認知フェーズのページ閲覧数から、興味・関心フェーズの読了率を通じ、アクションフェーズの売上まで一貫してKPI指標を計測できることは、TRENDEMONの特徴の一つです。 コンテンツマーケティング施策において、CV貢献度の高い良質なコンテンツを見極めて、改善点を把握し、売上に繋がるアクションを施すことが重要になります。TRENDEMONではいずれのフェーズをもカバーし、コンテンツマーケティングの成功を支援します。 カスタマージャーニー別のCV/CVRの計測 また、各コンテンツごとのポイント情報だけでなく、カスタマージャーニー別のCV/CVRを比較し、数値化することも可能です。 カスタマー属性・流入元・閲覧コンテンツ・読了率/回遊率・CVまで、多種多様なデータの組み合わせを分析し、最も獲得ポテンシャルの高いカスタマージャーニーを明らかにし、コンテンツマーケティングの成果を加速させます。
コンテンツを作った後に、皆さんは何が一番最初に気になりますか?当然、どれだけのPVが獲得できたのか、どれくらいの人に見られたのかといったUU数など、そのコンテンツの反響の大きさについて知りたいと思うのではないでしょうか? しかし、その一方でどんなに多くのPVを獲得できたとしても、実際の来訪者のうち、どれくらいの割合でコンテンツを最後まで本当に読んでくれているのか(読了率)、コンテンツに対してエンゲージメントを持ってくれているのかは簡単には分からないのではないでしょうか? 〜読了率の定義とは?「スクロール」=読了ではない?〜 一般的に、ユーザーがコンテンツを本当に最後まで読んでくれているのか(読了率)を測るのに用いられる方法が「スクロール」計測による方法です。確かにユーザーが最後まで読むにはスクロールを必ずしないといけないため、一見すると正しい計測方法に思えるのですが、実際のところユーザーによっては流し読みなどによって、コンテンツの詳細をしっかりと読まずにスクロールだけしているユーザーも中には多くいることが現実としてあります。 そのため、スクロールの要素だけで読了と判断してしまうにはコンテンツの正しいパフォーマンスを評価することが難しく、誤った判断を下してしまう恐れがあります。 ではコンテンツが正しく最後まで本当に読まれているのかを測るにはどのような点について気をつけるべきなのでしょうか? 〜TRENDEMON独自による読了率の計測・分析テクノロジー〜 コンテンツ特化型のマーケティングツールであるTRENDEMONではコンテンツの読了率を以下の要素を複合的に組み合わせて計測しています。 読了率を決める3大要素 一つ目の要素として「Scroll」率。これは一般的な計測方法と同様にページが最後までスクロールされているのかを測る為に必要な要素です。そして、二つ目に必要な要素が「滞在時間」となります。ユーザーによっては、先程の流し読みなどによって最後までスクロールはしているが、実際の滞在時間が2秒〜3秒などコンテンツをしっかりと読んでいない場合があるため、滞在時間も組み合わせて測定できることが求められます。 そして、最後に読了率を測定する上で必要となる要素がコンテンツボリュームです。コンテンツのテーマや内容、目的にによってテキストボリュームは当然可変的なものになるため、金太郎飴のように予め決められたスクロール率と滞在時間だけでは到底カバーできない領域になってきます。そこで、TRENDEMONではコンテンツのボリュームに応じて独自のアルゴリズムによって動的に読了率を決める変数を算定し、可能な限り精緻にユーザーが本当に最後まで強い意志を持って読んでいるかどうかをコンテンツごとに測定しています。 〜読了率は絶対的なものではないが、必須な計測指標〜 企業がコンテンツにかける費用と人的リソースを鑑みると、そのコンテンツが事業貢献しているのかを可視化しなくてはならないのは前提として、まずそのコンテンツが本当に読まれているのか?を正確に知ることはさらに重要であると考えます。もちろん、ユーザーによっては最後まで読まずとも知りたい情報だけを理解し、満足して、途中で離脱することもあるため最後まで読ませることが必ずしも絶対的に善であるとは言い切れません。 しかし、上記のような例外を除けば、コンテンツが本当に強いエンゲージメントを持って最後まで読まれているかどうかを把握できなければ、ユーザーの気持ちに寄り添うことがしっかりとできているのかを知ることもできないのではないでしょうか? TRENDEMONはこれからも誰でも簡単にコンテンツの価値を可視化できる世界を目指していきます。
「コンテンツ計測の現状」 今やデジタルマーケティングの世界では様々な計測ツールのお陰で広告をはじめ、ありとあらゆるものが分析可能となり、日々ROIの改善活動が行われていると思います。しかし、実は未だに十分にそれらが行われていない領域があります。それは日々様々な企業が莫大な予算と人的リソースを投下して生み出している「コンテンツ」です。 約8割以上のマーケターが「コンテンツ計測に課題を感じている」 当然、これまでコンテンツの計測については多くの企業が取り組もうとしてきた課題であったと思います。しかし、弊社の独自調査の結果明らかになったのは、コンテンツマーケティングに取り組む、ご担当者様のうち約8割以上の方が依然としてコンテンツ計測に課題を感じ、コンテンツの評価、改善活動ができないでいるというものでした。 では、これまで多くの企業がこうした課題を認識していながらも依然としてコンテンツの計測ができていないのはなぜでしょうか?その理由をさらに掘り下げてヒアリングしました。 「コンテンツ計測が出来ない」本当の理由とは? コンテンツ計測が出来なかった理由をヒアリングしてみると、大きく3つの共通する要因が明らかになりました。 要因:①ツールの設定が複雑かつ、時間と労力がかかる 従来の計測ツールではコンテンツ計測となると、一般的に計測をスタートするにもまずはツール自体の設定が複雑になりがちです。オンボードだけで数ヶ月も要する場合もあり、コンテンツ担当者のリソースを逼迫させてしまいます。さらに、分析するにもデータボリュームが大きく、ドメインが別れた場合などはさらに何倍もの集計作業が発生し、改善施策に落とすころにはそのデータの鮮度自体が落ちてしまい、使えないデータになる傾向があります。 要因:②コンテンツ評価(KPI)の方法がわからない コンテンツを計測する上で「何を」GOAL(目的)にするのかというのは非常に重要になります。広告などであればCV(成果ポイント)が分かりやすく計測できますが、カスタマージャーニー上のコンテンツの主な役割としては主に、ブランディングのような、入り口から中盤のニーズを醸成していくフェーズにあり、いわゆる「広告」に反応しないユーザーとのエンゲージメント(関係性)を長期間にわたって構築していくことが主にコンテンツでは求められます。したがって、従来のような計測ツールではCookieの有効期限などがあり、こうしたユーザーのジャーニーを長期間トラッキングすることが困難なため、コンテンツの価値証明は困難なものになっていました。 要因:③コンテンツ制作改善に活かせるデータが取れない 一般的に従来の計測ツールで用いられているコンテンツの計測指標はPV、滞在時間といったものが主たるものでした。しかし、結果として現在起こっていることはPV至上主義といった言葉で揶揄されているように、"KPIなきトラフィック"をいかに多く集めたとしても、ビジネスゴールには結果として、ほとんど貢献していないことが徐々に明らかになってきています。弊社の統計では、コンテンツが実際にビジネスゴールに貢献している割合は全体のたったの15%程に満たないというものでした。 コンテンツを評価する上で必須となる"3つの基本指標" こうしたコンテンツ計測の課題に対してTRENDEMONでは"3つの基本指標"をご提供しています。その1つ目が「読了率」です。従来の計測ツールではコンテンツが本当に読まれているのか?ということを判断する際には「滞在時間」や「スクロール率」といったものを一つずつ見ていく必要がありました。一方で、弊社の読了率ではそうしたスクロール率や滞在時間を掛け合わせで評価し、さらにコンテンツのボリュームに応じて動的に計測することでユーザーが本当に読了したのか?ということをより正確にダッシュボード上で簡単に見ることができます。 そして、2つ目の指標が「回遊率」です。一般的に離脱率とは逆の概念で、ユーザーがあるコンテンツに来訪した際に、その次のコンテンツも読みたくなるほど回遊が行われたのか?をいったエンゲージメントを測ることが可能になっています。 そして、最後に3つ目の指標が「CVR」です。コンテンツに来訪したユーザーのうち、どれだけの割合でCV(成果ポイント)にまで到達したのか?を見ることで、ビジネスゴールに寄り添った本質的なコンテンツ制作が可能になります。TRENDEMONではCookieに依存しないトラッキングテクノロジーのため、より長期間のジャーニーがカバーできるため、コンテンツのCVへの価値証明が実現できます。 最後に 直近の社会情勢の影響もあり、各企業の生活者へのコミュニケーションの在り方、「情報の届け方」は今後より一層変化が求められています。そして、その時代の流れを受けてさらに"コンテンツ"の存在はより一層重要な役割を担ってくると思われます。その上でコンテンツの計測、コンテンツROIといった視点は極めて重要なものになるのではないでしょうか? グローバル及び、一部の国内の企業様でも、すでに自社ECの売上データとコンテンツのROIをTRENDEMONで可視化し、コンテンツの改善を実現しようという取り組みが行われています。今後は広告のROI同様にコンテンツにも厳しいROIの目が向けられてくると思われます。その来る時に備えてTRENDEMONは日々プロダクトのアップデートを今後も拡充してまいります。
Just like in the Games of Thrones series, for many years the marketing landscape had its own giant wall dividing two populations: the B2B and the B2C (Brand) marketers. That wall separated ideas, methodologies and tools. Even the languages used on both sides were different. However, in contrast to the man-made ice wall, the marketing wall was not erected by people but by the available technology and capabilities. In the past couple of years, Account-Based Marketing (ABM) has taken the B2B...
Account-Based *Content* Marketing – Talking to the right crowd at the right time ABM is a buzzword in marketing these days. However, marketing teams might be surprised to find that this is not a new concept to the Sales Teams they work with. Sales have always had their eyes on target accounts, unlike marketers who have typically aimed to talk to anyone who is willing to listen. That’s changing now that marketers have more data available to them and the...
コンテンツ分析によって何がわかるのか? TRENDEMONでは分析ツールの提供だけではなく、クライアント企業のコンテンツ分析のサポートも実施しています。実際に分析のサポートをさせて頂く中で、よくある話ですが、当たり前だと思っているコトや、サービスの価値が外からみると実はとても魅力的な要素だったり、ユーザーの隠れた思いなどが垣間見れることがあります。今回はコンテンツ分析に関して皆様がよく感じる疑問やコンテンツ分析によって何がわかるのか?などについてご紹介させて頂きます。 コンテンツは本当にビジネスゴールに効いているのか? コンテンツマーケティングご担当者様が社内で最も多く投げられる命題のひとつに「コンテンツは本当に意味があるのか?」というようなものがあります。コンテンツを制作するのには手間だけでなく、大きな予算が動くこともあり実際にビジネスゴールへの貢献度を数字で分かりやすく社内にフィードバックすることは当然必要となってきます。そこで上記のご要望に対して、TRENDEMONでは主に以下のように分析をサポートしております。 ■ジャーニー比較分析 コンテンツ経由でCVしたカスタマージャーニー/コンテンツを触れないでCVしたカスタマージャーニーの2つを比較することで実際にコンテンツROIを明らかにすることができます。上記の分析をすることにより、実際にCVRのパフォーマンスにどれだけの差があったのかや広告費削減にどれだけコンテンツが貢献したのかということを金額換算ベースで明らかにすることも可能になります。 上記を分析するには基本的にユーザーがアノニマスの状態でコンテンツに初回来訪してから、CVするまでのセッションをまたいだカスタマージャーニーを可視化できるトラッキング技術が必要となってきます。TRENDEMONでは基本的にワンタグのみの設置でユーザーがいつ来訪し、どこの流入元から来て、どのようなコンテンツを見て、CVしたのか?ということが全て分かるようになります。 その結果、例えば「コンテンツ見なかったカスタマージャーニー」と「コンテンツ接触のあるカスタマージャーニー」を比較することでそれぞれのその後のCVに至るまでのパフォーマンスを明らかにすることができます。 ■高アトリビューションコンテンツ分析 TRENDEMONではコンテンツのパフォーマンスを評価する上でCVだけではなく、「読了率」や「回遊率」などエンゲージメント指標もスコア要素のひとつとして加味しています。このスコアをもとに非常に地道な作業になりますが、コンテンツとしてアトリビューションスコアが高いコンテンツをグルーピングし、コンテンツの中身の共通要素をテキストマイニングなど活用し、ひとつひとつあぶり出していきます。このような分析をすることで、冒頭でご紹介したコンテンツに潜むユーザーインサイトや、その企業のコア・バリューを可視化していくことができるようになります。 コンテンツの価値証明に重要なこと しかし、実際にコンテンツを分析しようとしてもコンテンツの数が膨大にあったり、そもそもカスタマージャーニー上でコンテンツの介在価値を可視化しようとしても、従来の計測ツールでは分析設定で時間や手間がかかったり、いざ設定が完了してもサイロ化したデータを集計する必要が出てきたりと実際に有益なアクションにつながるインサイトを掘り出すまでに膨大な時間を取られてしまうのではないでしょうか? コンテンツマーケティング担当の多くの方がリソースが限られている中で上記の事を実施するにはかなりのハードルがあるのではないでしょうか? 上記の課題に対してTRENDEMONではツールのご提供から導入までのサポート、そして本国イスラエルのデータサイエンティストと連携した国内のカスタマーサクセスチームがコンテンツ分析をサポートさせて頂いております。これまでコンテンツ分析はなかなか簡単にできるものではありませんでしたが、今ではツールのお陰でハードルは格段に下がってきております。 「コンテンツは意味があるのか?」といった投げかけられたままのコンテンツマーケティングの現状をコンテンツ制作に取り組まれている皆様と一緒に変えるべく「できる事」から一歩一歩前進していければと思います。 今後も国内のコンテンツマーケティングに挑戦している方々のお力添えができるよう尽力してまいりたいと思いますので引き続き何卒宜しくお願いします。
数年前から国内では”コンテンツマーケティング”というワードが徐々に注目されてきて、今や聞いたことがない人の方が少ないのではないでしょうか?しかしながら、依然として「コンテンツマーケティング」というものが一体何を指していて、どういうマーケティング定義なのかまだ理解されていない方も多いのではないでしょうか? 今回から「コンテンツマーケティングで今起こっていること」と題して、現状把握を含めてわかりやすくイラストを交えて「コンテンツマーケティングとは何?」ということを皆様と一緒に考えていければと思います。 ネット広告=焼き畑農業の現状? 国内のデジタルマーケターがよく、ネット広告の課題について議論する際によく例えられる言葉に「焼き畑農業」というワードがあります。 つまり、ネット広告のあらゆる手段を使って、焼き畑農業のように収穫物となる「顧客」を刈り取きった状態を指しています。 その背景として、現状のネット広告では依然として広告におけるラストクリック上のCPAというKPIの範疇でしかマーケティングリソースが配分できておらず、その結果「顧客を育成する」マーケティング施策が全くできずに焼き畑農業のように(広告でしかリーチできないすでにニーズが顕在化した)顧客を「刈り取りきった」状態があるようです。 しかし、話を本来のコンテンツマーケティングに戻すと、コンテンツマーケティングでは一概に上記のペイド広告を悪とするような考え方はしません。 また一方で「コンテンツマーケティング」を実施しようとしている方からよくお聴きする声として、「いずれペイド広告をしなくても済む」や、「SEOからのオーガニックCV」のみを期待しているというような事が多く耳にしますが、これも本質的なコンテンツマーケティング本来の定義から離れています。 コンテンツマーケティングの世界では”Content is KING, Distribution is QUEEN”とよく言われています。つまり、大切な企業のコンテンツを効率よく適切なユーザーに届けることをコンテンツマーケティングの世界では重要としています。従って、ペイド広告=悪というような考え方はしません。 コンテンツマーケティングって何? 前述の通り、現状の”焼き畑的な”刈り取り型のデジタルマーケティングでは多くのマーケターがニーズが顕在化したユーザー中心のマーケティング活動に限界を感じているようです。その中で今、コンテンツマーケティングが再び注目されはじめています。 では、「コンテンツマーケティング」とは世界的にそもそもどのようなマーケティング活動を指すのでしょうか?次回は「コンテンツマーケティングで今起こっていること」ーその②「コンテンツマーケティングとその評価方法について」ご紹介できればと思います。
Paid content campaigns can often feel like a black hole. You invest in distribution channels, and quite often all you can really do is “spray and pray.” You invest in what you think is working - often relying on limited reporting - cross your fingers, and hope for the best. The reason for this is that connecting content with business goals is often difficult. Data is siloed and usually gives a partial picture at most. A certain source may initially...
2018年7月11日に開催されたOutbrain社によるパブリッシャーサミットに、今年はTRENDEMONも登壇致しました。コンテンツマーケティング領域におけるアトリビューション解析ツールのTRENDEMONとして国内のメディア様向けに今回はPVだけでない新たな価値指標となるAttentive Audience(アテンティブオーディエンス) を発表させて頂きました。 Attentive Audienceの定義としては、弊社の統計解析のデータから最もエンゲージメントの高いユーザーである読者に共通する行動パターン要素として「メディアサイト内に2回以上来訪し、尚且、3PV以上読了しいている」という条件があり、いわゆるメディアのファンとなり得る質の高いユーザーをAttentive Audienceとして弊社では定義付けを行い、ダッシュボード上でそれらのユーザーのカスタマージャーニーを可視化することが可能となっております。 このTrendemonのAttentive Audienceによって、これまで主にPVだけでしか可視化されてこなかったメディアバリューを、単にPVだけでない、メディアが本来持つユーザーのエンゲージメント率から導き出されるブランド力を可視化していくことが可能になります。 また、本イベントではメディア様とのお取り組み事例として、grape様との最新活用事例をご紹介させて頂きました。 これまでメディア様のタイアップ記事のKPIとしては主にPVだけでしか見れなかった現状に対して、TRENDEMONのアトリビューションツールによってこれまでベールで覆われていたCVへの貢献度を可視化することに成功致しました。 実際に、タイアップ記事と通常の一般記事との全カスタマージャーニー上におけるCVRを比較したところタイアップ記事の方が平均で+4.8%高い結果となり、また記事単位の読了率でみても+9%という極めて高いエンゲージメント結果が明らかになりました。※下図ご参照 これまではラストセッション上でしか主に評価されてこなかった現状の中で、アトリビューション分析を行うことで最初の”ランディング“でCVに寄与しているコンテンツ、ひいては中盤の”ナーチャリング“フェーズでCVに寄与しているコンテンツが明らかになることでマーケティングファネル上全体を最適化することが可能となります。 国内におけるアトリビューション分析は導入工数のカロリーの高さや、分析の複雑さから、まだまだ発展途上の中で、TRENDEMONのアトリビューションツールでは従来の他社ツールと比較して平均で10倍以上の速さでアトリビューション解析が可能となっています。 弊社イスラエル発アトリビューション解析ツールのTRENDEMONは今年の7月から正式に国内での営業活動を本格的にスタートさせました。すでに国内では30社以上のお客様に導入が進んでおり、今後もコンテンツマーケティング領域におけるアトリビューション分析を通して皆様のお役に立てることができればと思いますので引き続きご愛好のほど何卒宜しくお願いします。
今年、アメリカで開催されたContent Marketing World 2018 主催のコンテンツマーケティングワールド2018のRecapイベントにTRENDEMON JAPANとしてジョインさせて頂くことになりました! コンテンツマーケティング領域における「コンテンツ計測の世界標準」となるべく、2014年にイスラエルで創設者の Avishai Sharon によって創設された TRENDEMON。2018年7月に正式に日本法人として本格的な活動をスタートし、すでに50社近くの大手企業を中心とした、コンテンツマーケティングを牽引する企業に導入されています。 現状、ブラックボックスだった「コンテンツのビジネスゴールへの貢献度」を可視化すべく、TRENDEMON ではワンタグを設置するだけでクロスドメイン、クロスデバイスでユーザーが接触したコンテンツジャーニー全てをトラッキングすることが可能となり、従来ツールの10倍以上の速さでアトリビューション分析が実現できます。 アトリビューション分析において、これまで日本ではそれを試みた多くの企業が、実際の運用に至るまでの設定、分析の複雑さから、定着、普及がまだどの企業もできていません。こうした現状の課題に対して TRENDEMON は、アトリビューション分析を誰でも簡単にできるようなダッシュボードをご提供致しています。 今年、アメリカクリーブランドで開催された「Content Marketing World 2018」でも TRENDEMON はオフィシャルスポンサーとして参加しました。今回はここ東京でも本イベントの Recap が行われるにあたって、弊社のご紹介をさせて頂く貴重な機会を頂くことができました。ご参加されるみなさまの、少しでもお役に立てるお話できればと思っています。 イベント情報はこちら!
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