生成AIによって「企業サイトのあり方」を見直す年に 2025年は多くの企業が生成AIによる自社サイトへの想定以上の影響を目の当たりにしました。最も大きな影響としてはオーガニック流入の減少で、現在様々な企業がLLMOやGEOといった対策に着手しています。一方でグローバル企業の拠点があるアメリカを中心とする海外では、単なる小手先のAI対策だけではなく、「企業サイトのあり方」自体を根本から見直すパラダイムシフトが起こりつつあります。 「ANSWER」主導型の購買ジャーニーへ 従来の企業WEBサイト(BtoC,BtoB共に)では、購買に到達させるまでにサイト来訪者に対して1PVでも多く回遊を促す設計思想であり、また来訪者自身もより多くのコンテンツを積極的に情報収集しにいく購買スタイルでした。その一方で企業側がサイト来訪者が必要としている情報をピンポイントで届けることは長年の課題となっており、サイト来訪者にとっても情報収集、比較検討の際に大きな労力となっていました。 しかし、Chat-GPTやGeminiなどの対話型の生成AIが普及していくにつれて、QAベースの購買行動が徐々に一般的なものへとなってきています。TRENDEMONによる外部調査の結果からも購買活動におけるAI活用の割合は今や90%以上となっていることからも、企業サイトのあり方自体も従来の回遊をベースとして思想設計からAIによるQA体験を考慮したものへとアップデートして行く必要があります。 そこで、特にサービス商材の専門性が高く、コンテンツのアクセシビリティが最も重要視されるBtoB企業を中心としたTRENDEMONが支援するグローバルTOP企業では、これまでのサイト内回遊をベースとした運用設計から、Answer(アンサー)主導型のサイト設計へと軸足を徐々に移し始めています。 これまでのようにサイト来訪者は自ら積極的にサイト内のコンテンツ情報を回遊し、比較検討を行う購買スタイルは今後より一層少なくなることが予想されており、生成AIを活用して来訪者自らにあった「ベストアンサー」を即座に獲得できるサイト設計にトランスフォームしようと、いち早く危機感を持って取り組んでいます。 従来のAI Chatツールの課題 今後、企業サイト上でのQA体験はこれまで以上に重要な役割を果たすようになることが予想される一方、その実現にあたって従来のAI Chatツールでは様々な課題があります。 「来訪者のジャーニーを考慮しない残念なQA体験」 すでに、様々なAI Chatツールがあるなかで、そのほとんどが企業側の一方的なQA体験になっており、ジャーニーの前後文脈を考慮しない、インタラクティブ性のない質の低いAnswer(アンサー)しか届けることができないものとなっています。その原因としては、サイト内データが分断された状態でのQA体験となっているため、企業側があらかじめ定めたルールベースでの回答しかできないことが大きな制約となっています。また、一部のMAツール上でもチャット機能は提供されていますが、指定したセグメントに対してマニュアルであらかじめ決められた返答しかできず、アノニマス来訪を含めた、動的なQA体験の実現は引き続き高いハードルとなっています。 従来のAI Chatツールの課題 Answer(アンサー)の質を高める3つの要素 1. Context(文脈) そこで、TRENDEMONでは質の高いAnswer(アンサー)を実現する条件としてまず、Context(文脈)を重要視しています。サイト来訪者のジャーニー前後の動きを踏まえ、どのようなコンテンツに興味を持ち、そしてどこから来訪しているのかを総合的に判断した上で高度なQA体験を提供します。これまで独自に長期間のジャーニーデータや多様なコンテンツ分析機能、そして世界で最も匿名来訪の捕捉率の高い企業識別データを長年提供してきたからこそ、これまでにないContext(情報)をQA体験の中に持ち合わせることが可能となります。 2.Knowledge(知識)=自社コンテンツ QA体験の質を上げるために必要な2つ目の要素として、自社のKnowledge(自社コンテンツ)が挙げられます。これまで蓄積された専門性の高いコンテンツや独自コンテンツなどがどれだけ充実しているかによってAnswer(アンサー)の質が決まります。これは逆に、来訪者からのQuestion(質問)にAnswer(アンサー)することができない場合には「必要なコンテンツを用意できていない」ことを意味し、LLMOやGEOなどのAI対策の観点からも新規コンテンツ拡充の大きなヒントとなります。 3.Proof(客観的データ) 3つ目にAnswer(アンサー)の質を担保するために重要な要素として、Proof(客観的データ)をコンテンツ情報として持ち合わせられているかもAI時代においては非常に重要なものとなります。前述の自社「Knowledge(自社コンテンツ)」はあくまで自社起点での情報となりますが、来訪者にとっては、その情報だけではなく外部調査などの客観的な事実データも信頼性・妥当性判断の基準として必要とします。また、特に信頼性の高い調査データなどはAI Overviewなどの生成AIが高く評価する項目となり、サジェストされやすく外部流入も期待できます。 異次元のQA体験を実現する『TRENDEMON SIGNAL』 そこでAI時代における企業サイトのあり方をアップデートさせるべく、TRENDEMONでは国内外のご利用企業様の強いご要望をもとに、新たなパーソナライズQA体験を実現する「TRENDEMON SIGNAL」(β版)をこの度リリース致しました。 TRENDEMONが提供する新時代のQA体験の特徴 ①AIを企業側で完全制御(外部情報を遮断) 自社サイト上でのAI Chat機能を利用する上で懸念されるのが、ハルシネーション(AIによる誤情報)です。また、企業側が出してほしくない自社サイト外の外部情報(競合情報など)の表出もAI活用のリスクとして危惧されていました。そこで、TRENDEMONではAIの学習範囲を自社サイトの公開ページのみに限定し企業側で柔軟にコントロールすることを可能にしています。 ②来訪者に合わせたパーソナライズQ&A体系を実現 実装イメージサンプル(※一部開発中) TRENDEMONではこれまでコンテンツを起点としたジャーニーインサイトや匿名来訪企業の可視化などを行い、これまでにない高度なパーソナライゼーション機能を提供してきました。そのノウハウ技術を用いながら、これまで実現できなかったパーソナライズされたQA体験を構築可能としています。例として、来訪属性とエンゲージメント状況を踏まえ、記事の要約文や、実際のQAの内容全体をパーソナライズさせます。 実際のQ&Aイメージ ③QAデータのアセット化(拡張利用) 実際のQA分析画面イメージ サイト来訪者とのQAデータをアセット化することにより、「ジャーニー上のどのようなページで購買意思の高い質問がされているのか」や「流入元別に来訪したユーザーの質問内容の特徴」など様々な角度で分析を行い、インサイトを得ることを可能にします。また一方でアンサーできていない内容も可視化することができるため、コンテンツの改善・新規拡充のヒントとして活用することが可能となります。 AI時代に適応したサイト環境へ 最後に、前述のとおり世界を代表するmonday.com社や6sense社などのBtoB企業を筆頭に「企業サイトのあり方」をアップデートしていく動きが急速に進んでいます。同時にAIが普及しても、引き続きコンテンツの重要性はより一層高まっているため、企業側はこれまで以上に質の高い、独自性と客観性のあるコンテンツ両方を拡充強化していくことが求められます。そして、これまでのようにサイト来訪者が企業サイト内のコンテンツを自ら積極的に回遊する購買スタイルはAI活用によって今後も減少していくと予想されます。そのため、今がまさに国内においても一刻も早く無防備な現在のサイト環境をAnswer(アンサー)主導型のものへ見直す絶好の転換期といえます。
生成AIからのBtoBサイト流入数は前年比の約3倍以上 2025年に入って生成AIからのBtoBサイトへの影響は急激に高まり、流入トラフィックボリュームに徐々に影響が出始めています。そのため現在多くのBtoB企業がサイト流入の変化を目の当たりにし、LLMOやGEOといった対策に注目しています。しかし、今のところ「入口」のサイト流入だけにフォーカスされすぎて、最も重要な流入後のパフォーマンスについては、ほとんどの企業が見落としています。そこで、TRENDEMONでは国内外のBtoBサイト数百社以上における統計調査を行い、生成AIからの流入パフォーマンスを明らかにしました。 生成AI経由の来訪がある企業の成約率は通常の4倍高い 今回の調査では、生成AI(Chat-GPT、Perplexity、Copilot、Geminiなど)経由でのサイト来訪企業の成約率が通常の4倍以上高いということが明らかになりました。 成約率だけではなくエンゲージメントも高い そして、生成AIからの来訪企業は総じて、1社当たりの来訪者数も通常の6倍多く、PV・読了数においても10倍以上多い傾向にあることが明らかになりました。 TRENDEMONでは生成AIからの流入の可視化だけではなく、その後のエンゲージメント状況、例えば1社当たりの来訪者数、PV数、読了数などのエンゲージメント指数、そしてCV(成約)パフォーマンスまでを一気通貫で可視化することが可能となっているため、生成AIによる流入の真価を明らかにすることが可能となりました。 なぜ成約率・エンゲージメントが高いのか? では、なぜ生成AIからの流入企業は成約率・エンゲージメントともに通常よりも高くなるのでしょうか? 前提として、BtoBにおけるバイヤージャーニーは現在、購買者主導で行われ、担当者が自ら情報を収集し、比較検討を行います。生成AIのアクティブ率は2024年ごろまでは現在ほど高くなかったため、サイト上のコンテンツや、友人や知人からの口コミ、レビュー情報など様々なタッチポイントを自ら一定の時間をかけて収集し、比較検討し、自社にベストなソリューション・製品を見定める必要がありました。 しかし、生成AIのバージョン、精度が急激に進化する中で多くの企業が生成AIツールの社内導入を加速させた現在、購買プロセスも大きく変わろうとしています。これまで時間をかけて自ら情報を探しにいき、比較検討する必要があったプロセスが生成AIを活用することによって、「自社にあったおすすめの製品を教えて」という一文で購買プロセスを一気に短縮することが可能になっています。(※実際に直近にかけてTRENDEMONへのお問い合わせを頂く企業ご担当者様の中でも「生成AIにオススメされた」と答える方が急増しています。) AI検索行動は究極のパーソナライゼーション 改めて、考えてみるとAI検索行動は究極のパーソナライゼーションといえます。AIとの一連の対話によって完全オーダーメイドのパーソナライズされた情報を購買担当者は手にすることができます。しかし、これは今後多くのBtoB企業が単なるLLMOやGEOなどの入口対策だけではなく、流入後の来訪企業に対して適切なパーソナライズアプローチがより一層求められることを意味します。その背景に国内の多くのBtoBサイトではパーソナライゼーションが実装されていないため、直近率が平均で70%以上といまだ高い水準にあります。 パーソナライゼーション対応できていますか? BtoBサイトでは今後より一層、「パーソナライゼーション」に対応できている企業と対応できていない企業との間には大きな差が生まれてきます。現時点ではBtoBサイト全体の流入母数に占めるAIからの流入は約2%以下と極めて軽微といえます。しかしながら、すでに流入後のエンゲージメントだけではなく、成約パフォーマンスが圧倒的に高いということが明らかになった今、生成AIからの1UUの流入の価値はとてつもなく大きなものといえます。そして、その1UUを逃さないためにも早急なパーソナライゼーション対策が今まさに必要とされています。 パーソナライゼーションで成果を出しているBtoB企業が必ずやっている3つのこと
BtoBサイトにパーソナライゼーションが必ず必要な理由 現在、国内外のBtoBサイトでは平均でサイト来訪者の70%以上が直帰しており、極めて大きな機会損失が起こっている状態が続いています。またその対策としてBtoC向けの接客ツールを活用するものの、成果を出せずに苦戦している企業が多くBtoBには存在しています。そこで今注目を集めているのがBtoB向けの「パーソナライゼーション」ツールです。 従来の古くなったBtoBサイトを改善し、新時代のBtoBサイトへとアップデートしていくために必ず必要となるパーソナライゼーションですが、これまで多くの企業が挑戦し、その難易度の高さに直面しているのも事実です。しかしその中でも着実に成果を出している企業が必ず実践している3つのことがあります。 本記事では国内外で累計2,000社以上のパーソナライゼーションを支援してきた実績ノウハウをもとにパーソナライゼーション成功の秘訣について解説致します。 パーソナライゼーションで成果を出す企業の特徴 1. ターゲット企業へのアプローチ (Right Account/Audience) パーソナライゼーションを実践する上でまず抑えておかなければならないのが、自社にとってどのような企業がターゲットとなるのかICP(理想顧客像)を設定することになります。リード件数量を追っているBtoBマーケティング担当者にとってターゲットを絞ることに抵抗感がある方が一定数いますが、今やターゲットを設定しないままマーケティング施策を行っていてもリード獲得自体の効率は年々悪化しています。その理由に購買担当者の匿名化が近年注視されています。 高まる購買担当者の匿名化 購買担当者の個人情報を提供する抵抗感は年々高くなっており、リード獲得のハードルは高くなっています。そのため現在、購買ジャーニーの約7割以上がダークファネル(匿名ファネル)上で完了するといわれており、この匿名ファネル上で購買担当者とのエンゲージメントを構築していく必要があります。ターゲットが設定されていない場合、汎用性の高いメッセージしか訴求できずパーソナライズされていないため、エンゲージメント構築は当然難しくなります。 成果を出している企業は例外なく、自社にとって優先してアプローチすべきターゲット企業属性を明らかにし、訴求メッセージを明確に打ち出しています。また匿名ファネル上でも来訪企業の属性を可視化し、パーソナライズアプローチができるよう最新AIテクノロジーを積極的に取れ入れることでパーソナライゼーションを実装しています。 TRENDEMONでは最新AIテクノロジーを用い、グローバルだけではなく、日本国内においても匿名ファネル上のサイト来訪企業の識別率が最も高いツールとなっており、これまで実現できなかった高度なパーソナライズ施策を実現しています。 2. タイミングの適切さ(Right Moment) BtoBの場合、購買に到達するまでに平均で購買関係者(Buying Group)が約10人以上巻き込む必要があると言われており、企業ごとの購買意思の高まりを適切にモニタリングすることが求められます。パーソナライゼーションを成功させる上において、このタイミングも重要な要素となります。 まず、エンゲージメントが低い企業と高い企業においてパーソナライズアプローチの方法は異なります。エンゲージメント構築がまだ初期段階の場合には信頼構築がベースとなるため、リード獲得や商談オファーなどのCVオファー施策よりも事例コンテンツやお役立ちコンテンツなどを積極的にフォームを介さずにオファーしていくことが効果的となります。一方でターゲット企業の来訪者がすでに10名以上多く来訪しているなど一定の強い購買意思(インテント)が出ているタイミングの場合にはそのモーメントの高まりを見逃さずに、即時的にリードや商談獲得を積極的にパーソナライズオファーしていくことが求められます。 国内初!Buying Groupデータを活用した購買インテントの強い企業リストを自動生成するAI新機能をチェック 3. パーソナライズコンテンツの拡充(Right Content) 最後に、パーソナライゼーションを成功させる上で3つ目に重要となるのが「コンテンツの拡充」です。ターゲット企業に適切なタイミングでアプローチできたとしても、ターゲットに刺さる適切なコンテンツをオファーすることができなければパーソナライゼーションは最大の効果を発揮することはできません。そのため、パーソナライゼーションで成果を出している企業は必ず「パーソナライズコンテンツ」の拡充をコンスタントに行っています。 これはAIテクノロジーツール導入だけではパーソナライゼーションは成功しないことを意味し、マーケティング担当者のクリエイティビティ、そして真価が問われる部分となります。 生成AIの発展で今後コンテンツ制作自体もより一層制作者の負担が軽減されることが期待できる一方で、コンテンツの独自性と質が企業担当者に求められます。AI時代においては今後従来のようなSEOを意識したPV目的の汎用性の高いコンテンツよりも読者ターゲットが明確になっている、データに基づいた客観性のあるオリジナリティの高い専門性の高い情報が評価されやすくなります。 ABMを加速させる国内初となるコンテンツ制作支援サービスの提供を開始
https://www.lancers.jp/ ランサーズ株式会社 オンラインマッチング事業部 部長 冨樫 謙太郎 様 TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回はユーザー登録数300万超のプラットフォーム事業を通じて、企業のDX推進を支援し、日本の産業変革を支援するランサーズ株式会社様にBtoBマーケティングの取り組みについてお話をお伺い致しました。 <ランサーズ株式会社様の事業内容> 2008年の創業以来、ユーザー登録数300万以上のプラットフォーム事業を通じて個人の働き方と企業のDX推進を⽀援。「個のエンパワーメント」をミッションに掲げ、AX支援・スキル開発・戦略実装など統合的な価値を提供。 (TRENDEMON):それでは、自己紹介を簡単にお願いします。 (冨樫様):オンラインマッチング事業部の部長として事業全般を管掌しています。私自身ランサーズへ入社したのは2013年になり、一度途中で退社し、出戻り社員として2022年に再入社する形で現在に至ります。 導入前に抱えていた課題 (TRENDEMON):ランサーズといえば今では企業担当者の誰もが一度は聞いたことがある、または利用したことがある日本を代表する「仕事を受発注できるプラットフォーム事業サービス」だと思います。長きにわたって在籍されていた冨樫様からみてTRENDEMONを導入する前はどのような状況だったのでしょうか? (冨樫様):当社サービスのユーザー登録数はお陰様で300万件を超え、これまでMAツールを活用しながら、ユーザー登録後のオンボーディングや利用促進を積極的に行ってまいりました。それらの施策はある程度成功し、アクティブ率を高めることができたのですが、今後さらなる売上成長の伸びしろを考えたときに、既存ユーザー様だけではなく、「未登録の企業担当者」向けのアプローチ戦略を考える必要が出てきました。 (TRENDEMON):そのタイミングで弊社へお問い合わせ頂いたということでしょうか? (冨樫様):はい。チームメンバーと共に様々なツールを比較しながら、新規ユーザーの獲得に対して最適なツールを探していたところ、匿名ファネルに強みを持つTRENDEMONのコンテンツ記事に出会い、その存在を知りお問い合わせをしました。 TRENDEMON導入の決め手 (TRENDEMON):様々なツールを比較された中で最終的にTRENDEMONをご選択頂いた決め手は何だったのでしょうか? (冨樫様):チーム内で比較していた製品としては、アノニマスの可視化ができるツールや、サイト上で登録導線を強化するための接客ツールなどと比べていたのですが、TRENDEMONはそのどちらも対応していました。決め手となったのは、匿名来訪者を最も解像度高く可視化、モニタリングしながら、サイト上でのジャーニー導線の強化まで一気通貫で行える部分が他社にはなく、最終的にトライアル検証を経て、導入効果をすぐに実感することができ、本導入を決めました。 導入後、明らかになったジャーニー上の課題 (TRENDEMON):ご導入後、比較的早いタイミングから有用性を実感されたということですが、具体的に取り組まれたことをお聞かせください。 (冨樫様):まず、TRENDEMONを導入して最初に明らかになったのは、未登録の来訪者の初回サイト来訪の際に早いタイミングでの離脱が想像以上に高いことが分かりました。そこで、さらにコンテンツ分析を進めていくなかで、未登録の新規来訪者に対してどのようなコンテンツが不足しているのか、逆にどのようなコンテンツをどこに、いつ配置すればいいのかを解像度高く明らかにすることができました。 ※TRENDEMON上のコンテンツ分析画面サンプル パーソナライゼーションで新規法人登録数を拡大することに成功 (TRENDEMON):未登録の方のジャーニーをまずは可視化し、そしてコンテンツ分析を合わせて行い、現状の課題をピンポイントで把握することができたということですが、その後その課題に対してTRENDEMONのどのような機能を活用されて改善を図っているのでしょうか? (冨樫様):まず未登録の迷っている来訪者に対しては、会員・お問い合わせ導線を明確に打ち出すことで新規の法人登録数を底上げすることができました。具体的にやったこととしては、サイト上で来訪者が離脱挙動をとった場合など、未登録者に対してサイト内行動データをもとに、動画や映像制作を発注したいなど企業担当者の興味のある属性ごとに、様々な切り口でパーソナライズレコメンドを実施しています。 ※未登録者向けのパーソナライズオファー例 高速で仮説検証のPDCAを回すことが可能に (TRENDEMON):一通り施策を回された中で現状の評価としてTRENDEMONを導入して特に良かった部分を挙げるとすると何になりますでしょうか? (冨樫様):TRENDEMONを導入したことによって最も良かったポイントは、これまで可視化できなかった匿名状態でのジャーニー上の動きを明らかにすることができ、仮説検証を圧倒的に精度高く、高速に回すことができるようになった点です。サイト上で施策を実行するフェーズにおいても、複雑かつ細かな設定になりやすいパーソナライズ施策でも簡単に実装ができる点も気に入っています。 導入当初の懸念は? (TRENDEMON):海外製のグローバルプロダクトということで計測データ周りや言語などのサポート面でのご不安を持たれる企業さまもいらっしゃるのですが、その点はいかがでしょうか? (冨樫様):オンボーディングの時ですがワンタグを設置するだけで、あとは初期設定はすべてTRENDEMON側で行って頂き、スムーズに導入することができました。当初はこれまで取り組んだことがない領域のため、正直使いこなせるのか不安でした。しかし、利用していく中で計測データ周りに関しては導入前よりも格段に解像度が上がっていることを実感することができ、海外ツールなので英語表記など⼀部あったりしますが、この点も丁寧にアドバイスくださるので助かっています。施策実行時に設定面でわからない部分やどのように活用していけば良いのか日本人の専任担当者が迅速にサポート、アドバイスしてくれるので安心して利用できています。 (TRENDEMON):一方で改善して欲しい部分などございましたら合わせてご共有頂けますでしょうか? (冨樫様):現在APIで外部ツールと連携しているのですが、TRENDEMON側から様々なアノニマスのデータを外部ツールに送り込める拡張性があるとより幅広い活用方法ができると思っています。 顧客資産価値の最大化へ (TRENDEMON):貴重なフィードバックをありがとうございます。現在HubSpotでは双方向のデータ連携が可能になっているのですが、それ以外のツールでも引き続き開発を検討しておりますので、今後ご期待頂けましたら幸いでございます。最後に今後の皆様の展望についてお聞かせ頂けましたら幸いでございます。 (冨樫様):現在、TRENDEMONを活用している事業領域が発注者サイドの企業担当者向けの法人ページエリア上で分析や施策を主に進めているのですが、当初の想定以上に活用の幅が展開できそうでして、今後は受注サイドのフリーランスや副業をしている個人の方向けにもTRENDEMONの活用の可能性を探ってみたいと思っています。ランサーズとしては、発注側の企業担当者と受注側の個人の方、双方にとってベストな体験を提供し、顧客資産価値の最大化を図っていきたいです。そのためにもTRENDEMONは今後中心的な役割を持つツールとして活用していきたいと思っています。 (TRENDEMON):ありがとうございます。働き方が今後より一層多様化し、人口減少による労働力不足が懸念される日本国内において、ランサーズ様の掲げる企業ミッション「個のエンパワーメント」は今後より重要になってくる要素であると思っています。 TRENDEMONとして今後も引き続き、ランサーズ様の事業成長に貢献できるようプロダクト機能サービスの強化を図ってまいります。具体的にはAIによる自動分析機能、パーソナライズ施策のオート設定から、パーソナライズレコメンドで使用するクリエイティブ素材の生成機能などを予定しておりますので、是非ともご期待頂けましたら幸いでございます。
この度、ABMソリューションを提供する「TRENDEMON(トレンデーモン)」 は、ABMに取り組む法人企業向けに『ABMコンテンツ制作支援サービス』をBtoBコンテンツ領域において圧倒的な実績と専門ノウハウを持つ株式会社IDEATECHと共に提供開始致しました。 国内初となるABM特化型のコンテンツ制作支援 現在、国内でもABM(アカウントベースド・マーケティング)に取り組むBtoB企業が急速に増加している一方で、ABMを実行する上で必要となるターゲット属性ごとのパーソナライズコンテンツ制作・拡充が大きな課題となっています。今回の制作支援スキームではTRENDEMONのABM機能を用い、コンテンツ消費傾向などのサイト行動データをもとに、ターゲット企業にとって必要な独自性の高いコンテンツを高精度に拡充することが可能となります。 デマンド創出から受注までに必要なコンテンツもフルファネルで支援可能に 本サービスでは、潜在フェーズにおけるデマンドジェネレーションから最終的な受注獲得までに必要なコンテンツを一気通貫で提供します。さらに、従来のような差別化しにくい量産型SEOコンテンツ制作支援とは一線を画し、ターゲット顧客の実際のサイト来訪データをもとに潜在的なニーズ・課題を発掘し、ターゲット企業が必要としている情報を踏まえた調査型の独自性の高いコンテンツ制作アプローチとなります。そのため潜在層のみならず、顕在層に対しても客観的な調査データをもとに自社の強みを最大限訴求していくことが可能となります。 制作だけではなく、AIによるエンゲージメント強化まで対応 今回の支援領域では単なるコンテンツ制作に留まらず、サイト内のエンゲージメント強化までを支援対象としています。TRENDEMONのAIが搭載された最新のパーソナライゼーション機能を用い、ターゲット企業に対してエンゲージメントレベルに合わせたコンテンツを匿名ファネル上からベストタイミングで自動的にレコメンドすることが可能となります。 驚異のROI800%を叩き出した制作支援スキーム すでに本スキームを先行活用した企業では以下の成果がすでに確認されています。 ・アウトバウンドでも接触できなかったターゲット企業との接点創出と、そのタッチポイントの可視化 ・これまで獲得できなかったターゲット企業担当者からのリード獲得 ・ターゲット企業からの商談及び・受注の獲得 などによって本取り組みのROIとして最終的に800%以上の驚異的な成果が出ています。 自社の訴求価値とターゲットが求める価値をマッチングさせる 本スキームでは事前にヒアリングを行い、自社目線での押し出したい価値と顧客が感じている顧客目線での価値を明らかにしていきます。その方法として現状の自社のバリューを整理するための上図の概念図を用いて説明すると、左上の①は自社と顧客も共に認識している「価値」=Value Matchingしている理想の状態となります。 しかし、多くの企業では①を自社が訴求したいものと混同してしまうケースが多くあり、ターゲットとなる顧客に刺さらないコンテンツを量産してしまうことがあります。 本スキームでは詳細なヒアリングをもとに右上の②のような「自社が気づいていない顧客が感じている価値」や③の「顧客が知らない自社のみが認識している価値」をそれぞれ明らかにし、ターゲットが必要としている情報と自社の価値を適合させ①のValue Matchingの領域を拡大していくために必要なコンテンツを拡充していきます。 ※本サービスの詳細概要については下記よりフォーム入力なしでそのままご覧頂けます。 概要資料をダウンロードする
https://www.lycbiz.com/jp/ LINEヤフー 株式会社 マーケティングソリューションカンパニー 法人マーケティング本部 渡邉 欽哉 様 古庄 広一郎 様 川和田 真樹 様 TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回はLINEヤフー株式会社様にBtoBマーケティングの取り組みについてお話をお伺い致しました。 (TRENDEMON ):それでは、自己紹介を簡単にお願いします。 (渡邉様):弊社が提供する法人向けサービスのマーケティングを行っています。 LINE公式アカウント、LINE広告、Yahoo!広告という3つのサービスごとに担当が分かれているのですが、私はLINE広告の新規リード獲得と新規アカウント開設を目的としたコンテンツマーケティングを主に担当しています。 (古庄様):私も同じくLINE広告の新規アカウント開設を目的に、資料ダウンロードなどを通じたリード件数最大化と、リードナーチャリングなどを行っています。マーケティングオートメーションツールなど含め、様々なツールを活用して弊社の法人向けオウンドメディア「LINEヤフー for Business」のサイト改善も担当しています。 (川和田様):私はLINE公式アカウントにおけるオウンドメディア経由のアカウント開設数の最大化をミッションとしており、広告出稿やCVR向上のためのサイト改善を主に担当しています。 BtoBサイト改善におけるLINEとヤフーの両事業の中核ツールとして活用 (TRENDEMON ):旧 LINE社からですと、弊社サービスのご利用については2年が経過しますが、直近ではヤフー社との統合もあり、体制変更も含めTRENDEMONの利用方法についても大きな変化があったかと思われますがいかがでしょうか? LINEヤフー 株式会社 法人マーケティング本部 渡邉欽哉 様 (渡邉様):導入当時は主にLINEの法人向け事業におけるコンテンツマーケティングの取り組みの中で、コンテンツに絞った分析・改善活動を推し進める中核のツールとして利用していました。その後、ヤフー社との統合によってYahoo!広告のマーケティング活動でも活用をスタートし、両事業のシナジーを生み出せるよう連携が少しずつ始まっています。TRENDEMONの機能自体もこの2年で大きくアップデートされました。特に直近リリースされたABテスト機能「RACE」は、サイト改善の施策で積極的に活用しており、コンテンツマーケティング以外の施策でも利用することが増えています。 ABテスト新機能「RACE」でページを高速改善し、CVを倍増 (TRENDEMON ):ABテスト機能は国内ではすでに様々なツールが存在しますが、TRENDEMONのABテスト機能で施策を実行しようと思われた背景について実例をもとにお伺いしてもよろしいでしょうか? LINEヤフー 株式会社 法人マーケティング本部 川和田 真樹 様 (川和田様):まず、大前提として、サイトに来訪してくださるお客様を第一に考え、来訪者の方が必要な情報をベストな形で届けるために、日々サイト改善に取り組んでいるのですが、我々はコーディングが専門外のためページを改修テストする際に、誰でも簡単に直感的に改修できる機能を必要としていました。その点TRENDEMONの「RACE」では操作性が優れているだけではなく、BtoBにおいて重要な長期間のジャーニーデータを元に複雑な検証テストも対応できる点が気に入っています。具体的に取り組んでいる施策としては、セミナーページやフォームページ上でのテキストの検証やCTAのカラー・デザインなど様々なパターンの効果検証を行っています。 『RACE』設定画面イメージ (川和田様):定期セミナーの申し込み数を増やす目的でLPの改善を行った際は、CTAのテキストをオリジナルの「セミナーに申し込む」という表現と、申し込みハードルを下げる「視聴予約」という表現でABテストを行いました。結果として、テキストを変更したパターンがオリジナルに対してCVRが数倍以上高いパフォーマンスだったことがわかり、申し込み数の増加に成功しています。 Googleオプティマイズの代替ツールへ (TRENDEMON ):ABテスト機能についてはリリース当初β版として、実は御社に先行利用頂き、様々なフィードバックを頂きながら短期間でアップデートを図ってまいりました。これまでGoogleオプティマイズなどを過去に活用されていたようですが、『RACE』と比較利用してみた結果はいかがでしたでしょうか? LINEヤフー 株式会社 法人マーケティング本部 古庄広一郎 様 (古庄様):現状、上位モデルのABテストツールでないとカバーできないような流入元のパラメータを引き継いた形でのリダイレクト式のABテスト機能や、ブロック要素ごとの編集検証、ページのフリッカー(ちらつき)対策などページのABテストに必要なほとんどの機能をカバーできていると感じています。また、今後取り組んでいきたいことは、TRENDEMONのコンテンツのアトリビューションデータをもとに、お客様がアカウント開設に至るジャーニーの中で求めている情報を可視化して、ベストなタイミングでそれらの情報を届けることです。ユーザー体験と事業成果ともに今まで以上に向上できるようにしていきたいと思っています。 (TRENDEMON ):最後にTRENDEMONに改善して欲しい部分、今後新たに活用していきたい機能や取り組んでいきたい施策についてお聞かせ下さい。 (渡邉様):今後取り組んでいきたいものとしては、動画を使ったオファーの活用です。これまで使っていたオファーレコメンドは静止画のみだったのですが、アップデートによって動画フォーマットでオファーを出せるようになりました。動画は静止画よりも多くの情報を訴求することができると思っているので、検証してみたいと思います。また、TRENDEMONの新機能の『コンテンツストリーム』も活用していきたいと思っています。この機能では、コンテンツごとの連なりでシームレスに自動回遊させることができるので、TRENDEMONのコンテンツ分析データをもとに、アカウント開設に到達するまでに最も効果的な順番でコンテンツ間の回遊を促進し、ユーザー体験を高めたいと思います。 『コンテンツストリーム』掲載イメージ (渡邉様):一方で、改善して欲しいのは言語対応の部分です。一部新機能において部分的に英語表記が残っており、日本語へローカライズされるとより使いやすくなると思うので、さらなるアップデートに期待しています。 (TRENDEMON ):貴重なフィードバックを頂きましてありがとうございます。言語ローカライズ含め、今後もさらなる機能アップデート強化を図ってまいりますので、引き続きご期待頂けましたら幸いでございます。
ABMソリューションを提供するTRENDEMONはBtoB企業向けに特化した上位クラスのABテスト機能を搭載した『RACE』の本格的なサービス提供を国内にて開始致します。 現在日本国内においても様々なABテストツールが存在する中、いまだに多くのBtoB企業がBtoCサービスと同じ手法でABテストツールを活用し、自社サイトの改善に苦戦しています。 それを裏付けるかのようにBtoBにおけるWEBサイトの約70%以上の来訪者が平均1PVで今尚も離脱しています。 自社の統計調査の結果(※2024年国内外のBtoBサイトの平均直帰率) この課題に対してTRENDEMONでは以前より提供していたパーソナライゼーション機能を拡張させた国内初となるBtoBに特化した、上位クラスのABテスト機能『RACE』を開発し、国内での本格提供を開始致します。 『RACE』機能詳細 ・ページ要素の(パーソナライズ)ABテスト ・リダイレクトURL式のABテスト ・ページ内のすべての要素、ブロックに対して直感的な操作で編集可能に ・ページごとの表示分配のアロケーションもカスタマイズ可能 ・テスト後のパフォーマンス結果に応じた表示優先度の自動最適化も可能 ・ABテストツールの中でも最上位モデルにしかないページフリッカー(ページのちらつき)/流入別URLパラメーターの引き継ぎに対応 ※無料*キャンペーンについて ABテストツールの中でも高額となる上位クラスにしかない機能を搭載した『RACE』機能を無料で利用できる期間限定のキャンペーンを実施中!詳しくは担当者窓口(sshimazoe@trendemon.com)までお問い合わせください。 (※弊社独自の審査をクリアした企業様が対象となります。)
トヨクモ 株式会社 マーケティング本部 中井康喜 様 TRENDEMONをご活用頂いている企業のご担当者様に、実際のご利用方法やBtoBマーケティングの取り組みについてご紹介する、インタビュー企画。今回は『安否確認サービス』やkintoneとの連携サービスなどを多数提供するトヨクモ株式会社様にBtoBマーケティングの取り組みについてお話をお伺い致しました。 (TRENDEMON ):それでは、中井様の自己紹介を簡単にお願いします。 (トヨクモ 中井様):私はマーケティング本部のプロモーション部というチームに所属しており、マネージャーとしてマーケティング業務を担当しています。その中でもサービス利用開始前の「無料お試し(トライアル)」お申し込みまでのマーケ施策全体を担っています。 (トヨクモ 中井様):業務はTVCMからWEB施策まで多岐にわたるのですが、直近で最も注力しているのがブログ記事や動画などを活用したコンテンツマーケティング領域となります。 https://toyokumo-blog.kintoneapp.com/ コンテンツの評価を適切に、誰でも簡単にできるツール (TRENDEMON ):今回、TRENDEMONの導入を決意した背景や経緯について、これまでのお取り組み状況と合わせてご教示頂いてもよろしいでしょうか? (トヨクモ 中井様):導入に至るまでの最初のキッカケは、これからコンテンツに本格的に注力していくときに、コンテンツの評価・改善を従来の分析ツールだけで対応していくことは難しいと感じたことです。そこで、コンテンツの評価を適切に、誰でも簡単にできるツールを探していたところ、TRENDEMONのコンテンツ記事を目にし、導入を検討することになりました。 (トヨクモ 中井様):もうひとつの理由としては、サイト上のコンテンツレコメンドやオファーが実装できるBtoBに特化したパーソナライズ機能も内包されているということもあり、分析だけでなく、施策の実行まで一気通貫で完結できるところに魅力を感じ、最終的に導入を決めました。 (トヨクモ 中井様):実は、以前に接客ツールとして別ソリューションを活用していたのですが、TRENDEMONでは来訪企業を匿名状態から可視化する機能があり、ABM(企業情報)をベースにしたオファーの出し分けができることも評価ポイントとしてありました。 ABMに取り組む理由 (TRENDEMON ):日本国内でもABMに取り組んでいる企業はまだまだ少ないかと思うのですが、トヨクモ様がABMに取り組もうとされた背景にどのような課題があったのでしょうか? (トヨクモ 中井様):マーケティング戦略としてコンテンツマーケティングを強化していく中で、顧客が求めるコンテンツを顧客が求めるタイミングで届けることに課題を感じていました。コンテンツの精度を上げるためには当然ですが、ターゲット企業のインサイトを解像度高く把握する必要があり、その過程でABMの必要性を感じ、新たに取り組むきっかけとなりました。 (TRENDEMON ):実際にTRENDEMONを導入頂いて、どのようにご利用頂いておりますでしょうか? (トヨクモ 中井様):まず、コンテンツごとの読了・回遊エンゲージメントのパフォーマンスや、CVパフォーマンスをページごとにモニタリングし、コンテンツの改善や広告配信先の判断材料として活用しています。 コンテンツ分析 ダッシュボード画面 (トヨクモ 中井様):パーソナライゼーション機能についても、CV導線を強化するために活用しており、ABMの来訪データをもとにターゲット業種ごとにコンテンツの出し分けを行っていたり、オファー内容をパーソナライズさせ、同時にABテストも行いながらサイト内のエンゲージメント改善を図っています。 【製造業】向けパーソナライズオファー 【物流業界】向けパーソナライズオファー リード獲得からの脱却で顧客起点へ (TRENDEMON ):施策の検証スピード、回数ともに、高速で取り組まれており、社内全体としてマーケティングに向き合う意識、熱量がものすごく高い印象を感じます。国内の多くのBtoB企業ではマーケティングよりも営業の力が強くみられる場面もある中で、トヨクモ様はどのようにマーケティングの文化を社内全体に根付かせていったのでしょうか? (トヨクモ 中井様):当社は、まず経営層がマーケティングの重要性を誰よりも認識している部分が大きく会社のカルチャーに影響していると思っています。以前に、BtoBマーケティングのお手本となった『THE MODEL』の読み合わせを社内で行ったのですが、従来の手法をそのまま鵜呑みにするのではなく、自社に適したマーケティング戦略のあり方を模索してきました。一般的なBtoBマーケティングのセオリーの世界では、リード件数を追い求めるあまり、気がつくとマーケティングアプローチが顧客起点ではなくなってしまうときがあります。当社としては、顧客を最優先に考え、コンテンツも可能な限りフォームを付けずに公開しています。 (トヨクモ 中井様)実際に、リード件数を過度に追い求めることなくとも、コンテンツ経由からトライアルへの申込み、そしてトライアルから最終的なご契約頂く場面においても高い成果を出すことが出来ており、社内の共通認識として顧客を第一に考えたマーケティングアプローチを常に心がけています。 コンテンツの「スタバ化」とパーソナライゼーション (TRENDEMON ):最後に、今後の展望と合わせて弊社へのご要望などございましたらご意見をお聞かせ下さい。 (トヨクモ 中井様):今後もコンテンツマーケティングを強化していく中で、質の高いコンテンツを拡充すると共に、いつ、いかなる時でも顧客の必要としている情報を提供できる状態を意味する「コンテンツのスタバ化」を目指し、TRENDEMONのパーソナライゼーション機能を活用しながら顧客起点のコミュニケーションを追求していきたいと思います。 (トヨクモ 中井様)また、TRENDEMONの機能の中で特にオーディエンス生成機能についてはこれから本格的に活用していきたいと思っています。当社では広告流入も行っており、来訪者の検討ステージを流入経路別にサイト内の行動データとかけあわせて、モニタリングする定義を以前から設計しています。この弊社独自の定義を今後TRENDEMON上でモニタリングしていけるよう実装を進めていきたいと思います。 (TRENDEMON ):オーディエンス設計はBtoBマーケティングを行う上で今後どの企業も避けては通れない部分になるかと思っています。TRENDEMONのオーディエンス機能では来訪者の流入経路やサイト内行動データだけでなく、ファーモグラフィックといわれる企業名、売上・従業員規模、業種業界別などの来訪データもオーディエンス定義の中に組み込むことが可能となります。 (TRENDEMON ):これらのオーディエンスデータをもとに、検討ステージ別にコンテンツインサイトの分析・出し分け、そしてターゲティング活用としてサイト内外でもご利用頂くことで、今不足しているオーディエンスを獲得していく施策へと繋げることができます。 AI(LLM)によるプロダクト強化 (TRENDEMON ):その他にもAI(LLM)を今年中にプロダクト内へ組み込む大規模アップデートも予定しており、今後はコンテンツのインサイト分析、パーソナライズオファーのコンテンツ自動生成機能なども開発していく予定となっております。 (TRENDEMON ):皆様のこれまで手動で行っていた部分を自動化させることで、エフォートレスかつパワフルな機能を提供していければと思いますので是非ともご期待下さい。
教えて!おとなの自動車保険 セゾン自動車火災保険株式会社 事業推進部マーケティングライン 泉 了輔 さま TRENDEMONのご利用方法やコンテンツマーケティングの取り組みについて、ご活用いただいている企業へインタビューする企画。今回はセゾン自動車火災保険のご担当者さまにコンテンツマーケティングの取り組みについてお話をお伺い致しました。 (TRENDEMON ):それでは、泉さまの自己紹介を簡単にお願いします。 (セゾン自動車火災保険 泉さま):私は事業推進部マーケティングラインに所属しています。弊社のマーケティングラインは大きく3つのチームに分かれておりまして、自動車保険の潜在層の認知拡大や顕在層の獲得を目的としたCMやWEB広告などのペイドメディア領域の「プロモーション」チーム、既契約者さま向けのマーケティング活動を行う「CRM」チーム、そして私が所属しているSEOやSNSなどのオウンドメディア領域の「オウンドメディア」チームの3チームで構成されています。 オウンドメディアの事業貢献の可視化 (TRENDEMON ):オウンドメディア「教えて!おとなの自動車保険」についてご紹介いただいてもよろしいでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):「教えて!おとなの自動車保険」は、まだ自動車保険の契約について検討が進んでいない潜在顧客向けのオウンドメディアとなっております。コンテンツの中身は、「車」に関係するライトなお役立ちコンテンツから「保険」に関連するコンテンツまで、幅広く掲載しています。おかげさまで、来訪数は右肩上がりで順調に伸びており、メディアをローンチした当初の数十倍の規模まで増加しました。ただ実は、「事業にどれほど貢献しているのか」といったKPIについてはあまり考えることができていませんでした。 (TRENDEMON ):コンテンツのパフォーマンスを測るKPI(事業成果)を何かしら持つことはコンテンツマーケティングにおいてとても重要な部分になるかと思うのですが貴社の場合にはどのようにKPIを設計していったのでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):コンテンツマーケティングを行ううえで、KPIの設計は非常に多くの会社で苦労されている部分かと思うのですが、その最大の理由のひとつが、コンテンツの「事業成果」の貢献度を従来のツールではうまく可視化できなかったことにあるのではないかと思います。 保険商材なので検討から契約までの期間は長期になりやすく、そのためジャーニーの計測はセッションを超えて計測できなければなりません。また、コンテンツをみてすぐに契約することはないので、商品ページ来訪やお見積りなどの中間CV地点の繋がりも可視化する必要があります。 従来のツールだけでは、このような一連のCVまでの動きを十分に可視化できなかったのですが、TRENDEMONを導入後は、コンテンツ来訪から中間CV地点、そして最終的な契約までの事業貢献をしっかりと可視化できることになり、KPIを設計する上でとても助かりました。 KPI達成に向けた「パーソナライゼーション」 (TRENDEMON ):ありがとうございます。KPIを設計するうえで、まず大前提として設計したKPIをそもそも技術的にかつ、定量的にしっかりと計測できるのかという視点は弊社も非常に重視しています。KPI達成にむけてはTRENDEMONを使ってどのようなことに取り組まれていますでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):まず前提として、これまでもメディアとしての流入数は多いのですが、直帰率が非常に高く回遊が行われずに来訪ユーザーのエンゲージメントをつなぎとめることができていませんでした。TRENDEMONを導入する前は、回遊施策として、同サイト上の別コンテンツを記事の末尾に関連リンクとして手動で設定していたのですが、ほとんどのページで同一のコンテンツがレコメンドされるなど、パフォーマンスと運営管理の両方の面でうまく改善することができていませんでした。 回遊強化パーソナライズレコメンド ウィジェット形式(左赤枠内)・スライダー形式(右赤枠内) (セゾン自動車火災保険 泉さま):そこで、TRENDEMONのパーソナライゼーション機能を活用して来訪ユーザーごとに記事直下の「おすすめ枠」や右下に表示されるスライダー枠で回遊パフォーマンスの高いコンテンツを自動的にパーソナライズレコメンドすることで、回遊性を高めました。 また、「教えて!おとなの自動車保険」では、コンテンツの種類が大きく分けて「クルマ」「ドライブ」「自動車保険」の3つに分かれています。「クルマ」「ドライブ」記事は主に自動車保険の潜在層向けのお役立ちコンテンツとなっており、「自動車保険」記事は保険へのニーズが見え始めた方を対象としたコンテンツ構成となっております。そのため、回遊レコメンド設計もコンテンツのファネル間を意識したものとしました。 パーソナライズ施策でCVパフォーマンスも大幅に改善 (TRENDEMON ):CVへのパフォーマンス改善ではどのような施策が行われていますでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):CVへの導線強化としては、来訪者のエンゲージメントレベルに合わせて、商品ページへの誘導バナーの出し分けを行っています。様々な施策検証を行うことで、現時点ではTRENDEMON導入当初の月と比較してCV件数、CVRともにこの1年で大幅に改善することができています。 TRENDEMONによるエンゲージメントレベルごとのCV誘導オファー施策① TRENDEMONによるエンゲージメントレベルごとのCV誘導オファー施策② (TRENDEMON ):約1年ほどTRENDEMONをご利用いただいてきた中で、ある程度の大きな改善成果が出てきているとのことでしたが、そこにたどり着くまでには多くのトライ・アンド・エラーがあったかと思います。その中で具体的なエピソードを何か一つご教示頂けますでしょうか? (セゾン自動車火災保険 泉さま):もともと商品ページへの誘導オファーについては表示するターゲティング条件をかなり絞っていたこともあり、施策インパクトとしてはかなり限定的でした。しかし、実際に来訪ユーザーの行動データを細かくエンゲージメントレベル別で見ていく中で、ターゲティング条件をもう少し広くしてもCVが見込めるということが分かったので、再度ターゲティング条件のチューニングを行い、また、クリエイティブのバナー検証も合わせて行うことで劇的にCVパフォーマンスを改善することができました。 これまで固定概念や先入観などで機会損失を発生させていたということに気付くことができ、データをもとに改善行動を行い続ける重要性を改めて認識することができました。 (TRENDEMON ):施策を行ううえで弊社も同様にプロダクト開発理念として最も大切にしている考え方なのですが、チャレンジして終わりではなく、トライした後から得られる新たな発見から次の改善検証を考え、実行していく習慣、オペレーションスキームをいかに無理のない形で実現させられるかを常に意識しています。 最後に、泉さまが今後挑戦していきたい展望などございましたら教えてください。 (セゾン自動車火災保険 泉さま):この1年で、ある程度TRENDEMONを活用し、「自動車保険」というサービスの中での一つの成功事例がようやく形となってきました。自社商材の中で「火災保険」なども取り扱っていますので、今後は、自動車保険での勝ちパターンを横展開していきたいと考えております。 また、既契約者向けの施策にも今後チャレンジしていきたいと思っております。自動車保険では、基本的に1年ごとの更新が必要になりますので、コンテンツを通じてどこまで継続率を向上していくことができるのか、新たに取り組んでいきたいです。
数年前から、 TRENDEMON(トレンデーモン) のプラットフォームに新たな機能、設定オプションを追加するにつれて、お客様の利用統計(システム利用時間)が着実に伸びていることに我々は気づきました。 それは、一見すると良い傾向に見える一方で、お客様がWebサイトのパーソナライゼーションキャンペーンの作成、管理、最適化にますます多くの時間を費やしているということを意味し、オプションが増えれば増えるほど、本来時間をかけるべきでない、運用設定に時間がかかるようになっていたのです。 実際にご利用ユーザーに話を聞いてみると、多くの人が、さまざまなキャンペーンやテストを設定して、期待する成果を出すのに多くの時間を費やしていることに不満を感じていることがわかりました。 労力に対するリターンが激減していたのです。下図の右上から左上へのゾーンに移動する方法を見つける必要があったのです。 BtoCのアプローチでBtoBをパーソナライズ施策を実施するのは悪手だった BtoBの環境で細分化しすぎたパーソナライズ検証や大量のABテストを行うという一般的なBtoCと全く同じアプローチは、多くのBtoB企業にとって必ずしも効果的ではないということを意味しています。 これらの問題に多くの企業が直面するのはBtoBならではの理由があります。 チームサイズ- BtoBマーケティングチームは一般的に活用ツールが増えるほど、チームは細分化され小規模なサイズとなります。そのため多くのパーソナライゼーションのキャンペーンをサイト上で細かく実施し管理していくのは通常困難となります。トラフィックボリューム- BtoBのWebサイトは、BtoCのWebサイトに比べて訪問者が少ない傾向にあります。つまり、施策検証を細かく細分化し過ぎて、数多く行うことが、より良い結果やより正確な洞察を意味するわけでは決してありません。ジャーニー期間と購買体系の違い- BtoBのバイヤージャーニーはBtoCと比較して一般的に長い傾向にあります。場合によっては、数年に及ぶこともあります。サイト訪問者に何の情報をどのタイミングで提供すべきかは、ジャーニーの各ステージによって異なります。自社の課題に気づき始めたばかりなのか、さまざまなソリューションを探しているフェーズなのか、そして最終的な購買にたどりつくまでにBtoCよりBtoBでは商品単体だけではなく、販売企業側の「人物」自体も最終的に購買を左右する大きな要素となることも念頭におかなくてはなりません。コンテンツの役割 - Web上のコンテンツは、今やBtoBのバイヤーが購買決断までに必ず接触するタッチポイントとなりつつあります。適切なコンテンツを適切なタイミングで適切なユーザーに届けることができない場合、バイヤーは簡単に行き詰まり、自分にとってその製品が適切かどうかを判断することができなくなります。購買意思決定者の多さ - BtoBの意思決定は通常、BtoCと比較して一人の人間で行われるものではなく、複数のチーム内関係者によって行われるという事実があります。つまり、同じ企業でも異なるペルソナにパーソナライズさせる必要があります。 以上の理由から、BtoBにおいて購買意思決定が行われる環境はBtoCとは異なる側面が強く、これまでBtoCで正攻法とされていたサイト上での施策アプローチはBtoBではうまく機能しない場面に多く遭遇します。 BtoBパーソナライゼーションへの新たなアプローチ 「オーケストレーション」 こうした状況においてBtoBのパーソナライゼーションについては、より全体的にBtoBの購買において重要となる上記で触れた各要素を1つのまとまったメロディのように統合することに焦点を当てた、新しい視点となるテクノロジー機能を持つ必要があります。 TRENDEMONが新たにリリースする「ジャーニー・オーケストレーション」(β版)機能は、バイヤージャーニー全体を管理し、各ファネルごとのパーソナライズ施策を自動最適化できる機能となっています。これは、最初のタッチポイントからコンバージョンまでの、バイヤーエクスペリエンスを管理し、最適化を目指すアプローチとなります。 ユーザーは、個々のキャンペーンを手動で設定する代わりに、匿名の最初のウェブサイト訪問から特定のCVまでの、コンテンツ体験とジャーニーのすべてを機械に管理させることができるようになりました。 ジャーニーオーケストレーション(ジャーニー自動最適化)機能サンプル画面 本機能では、BtoBマーケティングの3つのコアな側面、すなわちオーディエンス、ゴール、コンテンツまたはキャンペーンオファーをつなぎます。この自動最適化機能を使うことで、バイヤーズ・ジャーニーの適切なステージで適切なコンテンツ体験を自動的に提供し、継続的に反復して最良の結果を見つけ、最終的に匿名のウェブサイト・トラフィックを売上につなげることができます。 オーケストレーションとキャンペーンを比較した場合の、これまでのパフォーマンス結果は以下のとおりです。 コンテンツのクリックスルー率(CTR) - オーケストレーション機能の CTRは、手動で最適化されたキャンペーンと比較して 122%高いCVR- マニュアルキャンペーンに比べ96%アップ オーケストレーション(β版)機能について 今回ご紹介した新機能について詳細が気になる方はこちらよりお問い合わせください。
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